●西部謙司氏の最新刊「技術力 ~ サッカー 世界のスタープレーヤー」(出版文芸社)。選手ごとに特にその技術的特徴に着目して綴られたエッセイで、登場するのはアンリやフィーゴ、ランパード、マケレレから松井や中澤まで多彩。おもしろく書ける人は何を書いてもおもしろいんだなと改めて実感。新鮮な視点もあるし、一方ごくフツーにみんなが了解しているようなことも多いんだけど、どれを読んだっておもしろい。たぶんこういう人は「朝起きて顔洗って歯を磨きました」ってことだけを書いたって、読ませる文章になると思う。サービス精神があるから。
●たとえばデコ(バルセロナ)の章に付けられた見出しは「老成」。ポルトガルでもなかなか成功できずに2部リーグにいたり、フットサルに転向したりした苦労人の実力者について。
デコがいれば、どんな状況でも解決できる。例えば、あのリバウドですら、トラップの置き所が悪いといって試合中にドゥンガに怒鳴りつけられていたことがあったぐらいだが、デコにはその手の未熟さが少しもない。妙にプレーが老成している。ボールの止め方、動かし方から、ファウルのもらい方まで、デコは何でも知っている。
デコっていっつも心配そうな表情をしているなーと思ってたんだけど、あれは知恵がたくさんつまっている人の顔だったんすね。
●近所に公園があるんすよ、広い芝生のエリアがあって、自由にレクリエーション系スポーツを楽しめるような。天気のいい休日の昼間なんて、老若男女好き好きにいろんな遊び方をする。ジョギング、サッカー、キャッチボール、バレーボール、フリスビー、バドミントン、縄跳び、凧揚げ。ジャグリングの練習してる若者もいる。ネタの練習をする芸人の卵も見かける。なんだってありだ。が、その中で異彩を放っていた二人の若い男女が。なんと、社交ダンスっすよ! 厚手のコート着て二人対面で密着しつつ、太陽光を浴びながら芝生で華麗にステップ。なんか新しいもの見た気がするぞ。
●日曜日の深夜ってテレビのゴールデンタイムだなあ。NHK教育「芸術劇場」のブロムシュテットのバッハ/ロ短調ミサと「やべっちFC」のどっちを録画しようか迷った末に、「やべっちFC」にしてしまったのだが、ちらちらザッピングしてバッハ眺めたらかなり良さげでやや後悔。でも録画するとなかなか観ないんだこれが。
●で、この一週間サッカー系もっとも印象に残ったシーン、トップ3。第3位。セレッソ大阪森島のゴール。完璧なトラップ、完璧なシュート。気がついたらセレッソ大阪、トップのガンバ大阪とわずか勝点1差の2位っすよ。大阪勢で1位と2位。いやー、まさかの展開。初の1シーズン制、ある時点では鹿島の独走でつまらなくなってしまったと思っていたのに。ホント、わからんすね。
●で、テレビでバーレーン(アジア)vsトリニダード・トバゴ(北中米)の試合は見たっすよ、熱い気持ちで。やっぱりアジアの代表枠に影響あるかなと思うと、即席バーレーン・サポになる。バーレーンはアウェイで1-1と引き分けて、ホームに帰ってきたんだからかなり有利。アウェイ・ゴール優先ルールなので、0-0でもW杯に初出場決定。サルミーン不在は痛いかもしれないけど(日本戦でオウン・ゴールを決めた人)、でも大丈夫だろうと。
●久々に聖地・国立競技場で開催された代表戦、行ってきたですよ。やっぱり国立はいいなあ。ここがニッポンのホームスタジアムって気がする。もうほとんど使われないけど。

●ここしばらくデスクワークを抱え込んでいて、ジメジメと陰性植物のごとく机に張り付いていた。会社辞めて通勤ってものがなくなったので、うっかりするとシダ類でもコケ類でもかかってきやがれってくらいに机とイスに繁生してしまうわけで、ひきこもりライフを満喫していたら、ある日、驚いたのである。ヤバい、体重、増えてるよっ! 体脂肪率と仲良くここ数年の新記録達成してワンツーフィニッシュ。
●今日、タワレコ新宿店に行ったらお休み。豪快に空振り。しょうがないので、
●これはスゴい! 「