●見ると負ける。見ないと勝つ(こともある)。フットボールあるある。開幕戦を国立で現地観戦したら悪夢のような逆転負けをくらったが、第2節のアウェイ清水戦は外出している間にいつのまにか勝っていた。清水 0-1 マリノス。ゴールは井上太聖。後からDAZNで見たが(勝つとわかっている試合の安心感と来たら!)、意外にもマリノスがボールを保持する展開。ただ、パスの本数は多くなく、成功率も低め。これは相手の吉田孝行監督(元マリノスだ)がマリノス以上に手数をかけない強度重視のスタイルで、相対的にマリノス側がボールを持てた、ということなのかな。第1節の鹿島戦とずいぶん違った展開になったので、オーストラリア出身のスティーブ・コリカ新監督の目指すスタイルはまだよくわからないというのが正直なところ。4-2-3-1の布陣でディフェンスラインを高めに設定するが、ボールを保持するよりも縦に速く攻めたい、というと大島前監督とそんなに変わらないわけで、それもどうかと思うが、ただ攻撃時に「あ、これは練習でやってる形を出せたのかな」と感じる場面はいくつかあった。
●近年はマリノスから毎年いい選手が抜けていく。シーズンオフの補強は物足りなかったが、始まってみると新戦力が意外とチームにフィットしている。キーパーのルベン・ブランコが最大の補強か。ビッグセーブでチームを救った。中盤の底では知念慶が2戦連続先発で、柱になっている。ボランチの相棒が法政大在学中の松村晃助になったのは予想外。おかげで山根陸と喜田拓也はベンチに。16歳の三井寺眞は2戦連続の先発で、清水戦でも活躍していた。外国籍の選手が7人もいるが、ポジションを得ているのはキニョーネスとブランコだけ。ジョルディ・クルークスはベンチ要員になりつつあり、ほかの選手はベンチにも入っていない。強化が迷走している。
●35歳になった天野純が攻撃の柱になっているマリノスをだれが予想できたであろうか。控えのキーパーはまさかの飯倉大樹、40歳。背番号1の朴一圭の序列は3番手のようだ。
August 18, 2026