November 11, 2002

近所のガキどもと草サッカー

●先日、近所の公園にサッカーボールを持って出かけたですよ。運動場なんて少なくとも学校の数だけはあるはずだから都市部にも無数に存在してるんだけど、にもかかわらずオトナが思いっきりボールを蹴れる場所なんて絶望的にみつからない。ちゃんとしたグラウンドは抽選倍率10倍とか数ヶ月予約待ちとか区民名簿×名以上提出とか、やたらメンドい。で、数少ない自由に使える「広場」はどうなるか。18歳以上のサッカー野郎が大集合だ。
●工事現場なんかにある赤い三角形のコーン、あれを2本立てて、間にネットを張ってゴールに見立てる。で、ミニゲームしてるエネルギー充満大爆発な20歳前後の若者がいるわけっす。そんな場所にうっかりボールを持って迷い込んだ、引退年齢超えたオトナ二人はどうすればいいのか(笑)。しかもこっちはリフティング回数5回未満レベルのド初心者。さあ、どうする?
●もちろん、ガキどもと一緒になって汗だくでボール蹴ったぜー(即死)。若者どもにも社会性のあるリーダーが一人いて(JEFの阿部似)、ちらっとこっちのほうを向いてくれたわけだ。こっちは蛮勇振り絞って微笑んでやったら、「参加しませんか?」と誘ってくれた。4対4でキックオフ(キーパーなし)。すごいよ、Jリーグ効果かW杯効果か知らないが、若者どもはフェイントかけまくってドリブルでガンガンと抜いて、こっちは必死でディフェンスしようにも一瞬にして抜き去られる。ああ、風のように速い……つうか、お前らオレにもボール回してくれよっ!
●弱気になっていると誰もボールをくれないので、覚悟を決めてボールをもらえるような位置に走りこむ。トラップをミスし奪われ、パスを出せばカットされ、体を寄せられればひとたまりもない。でも良い。年長者への気づかいパスを何本かもらって、ごっつぁんゴールを2本決めた。こんなミニゲームでもゴールは甘美である。しかも自分がぶっちぎりで一番ヘタクソなのに、あくまでもフォワードのポジションに入ろうとしてみたり(笑)。シュート、打たせろー。なんちゃってインザーギ化。
●ま、しばらくしたら一歩も動けなくなったっすけどね。キリのいいところで、ハアハア息を切らせながら、阿部似に「また遊んでやってください」と挨拶して帰る。翌日からジギジギと筋肉痛。(11/11)

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