December 13, 2003

ニッポンvsブラジル@ワールドユース

●感動もあれば失望もある。ワールドユースUAE準々決勝、ニッポンvsブラジル。1-5で大敗。
●っていうかさ、もう穴があったら入りたい、恥辱の開始15分3失点。こんなの国際試合はもちろん、国内の試合でだって記憶がない。まちがってマッチメイクされた草サッカーみたいである。世界大会の準々決勝でこのザマ。世界のみなさん、ごめんなさい、われわれはなにかのまちがいでここまで勝ち進んでしまいました……。
●いや、んなこたぁない。20歳以下の若さ、一度パニックになったら修正の効かない脆弱さが招いた災厄としたい。これ、ニッポンはよくやるよね。前々回、トルシエ黄金世代ユースが決勝まで勝ち進んだときも、ファイナルのスペイン戦は4失点で大敗した。あのときも序盤で失点してパニックになった。それと似ている。コロンビア戦もそうだが、ニッポンは大量失点しやすい。ニッポンのユースは実力でイングランドをねじ伏せたと思うんだが、じゃあイングランドがブラジルに大敗するかっていうとそんな光景は想像できないんだよな。メンタリティの違いなのか。
●あと、ずっと気になってたんだけど、菊地直哉。ゴール前のディフェンスでは大きくクリアしてくれと思い続けていたが、ブラジル相手にも傲慢プレイを見せて壊滅。谷澤あたりのファウルを欲しがって倒れるプレイも気になる(やっぱり審判は吹いてくれなかった)。坂田と平山のツートップは良かった。
●今野のインタヴュー、「ブラジルはすごく要求しているのに、自分たちはまだまだ甘ちゃんだった。ミスをすると、こっちは『いいよ、いいよ』っていう感じなのに、向こうは2~3人で争うように言い合っていた」。う、うーん。(12/13)

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