June 11, 2006

アルゼンチンvsコートジボワール。リケルメと勤勉な仲間たち

●すげえ試合でしたよ、レベル高くて。彼らと同じ大会にニッポン代表が出場していることがワタシには信じられない。彼らとアジアの差は、欧州チャンピオンズ・リーグとアジア・チャンピオンズ・リーグくらいあるという、よく考えたらもっともな切ない現実を見せつけられた気分。
●これ、どっちがスター軍団かって言ったらコートジボワール代表のほうかも。ドログバらヨーロッパのビッグ・クラブで活躍する選手が多くて、アカデミー育ちで若い頃から欧州サッカーを叩き込まれてて、巧くて速くて強くて高くて……。化け物。
●アルゼンチンはW杯でもオリンピックでも、いつもアフリカの強豪と苦労しながら戦ってる気がする。技術は五分だし、パワーや高さで負けてるし。でもなんとかしちゃう(ならないときもあるけど)。今回は古典的な10番、リケルメにすべてを託すかのような布陣。並ぶペケルマン監督門下生、ネームバリーよりチームのために働ける選手、守れる選手。守備の個人技術が高いってこういうことなのか的なシーン多々あり。
●リケルメが活躍して、クレスポ、サビオラがゴール。守備的な布陣に変更してアルゼンチンが時間を消費して終わるかと思ったが、後半37分にドログバが反撃。最後はアルゼンチンが必死に守りきった。この組は他にオランダとセルビア・モンテネグロ。厳しすぎる。試合はおもしろいけど、一次リーグでの消耗度が激しすぎて、ファイナルへの道は遠い予感。
●今はもうないタイトルだけど、以前アジア=アフリカ選手権で、ニッポン代表がコートジボワール代表を破って、アジア=アフリカ・チャンピオンになったじゃないっすか。あのコートジボワールが今はこんなスゴいチームに。く、悔しい……と負けたほうに羨望を覚えるのであった。


アルゼンチン 2-1 コートジボワール
至福度 ★★★
伝説度 ★

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