February 27, 2008

分厚いが猛速で読めるはず

●書店に行ったら町田康「告白」がもう文庫になっていた。ものすごく分厚い。前に単行本でご紹介したけど、気絶しそうなくらい傑作。「人はいかに殺すのか」を描きながら「人はいかに生きるのか」という普遍的なテーマに迫る。しかも「笑える」という奇跡。それにしても厚さ 3.8 cm っすよ。
●amazonだと文庫の厚さがわかるから、ウチにある本のなかで「どの文庫が厚いか」バトルをお手軽に実現できることに気づいた。京極夏彦「魍魎の匣」とかは4.4 cm とスゴいんだけど、これはわが家にはない。あっ、そういえば島田荘司に凶悪に厚いのがあったなと思って調べたら「アトポス」の4.2 cmだった。あっさり負けた、「魍魎の匣」に。
●もっと厚いのがなんかあったと思うんだけど思い出せん。

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