March 30, 2009

天地創造年度末

●「東京・春・音楽祭~東京のオペラの森2009」でハイドンのオラトリオ「天地創造」。レオポルト・ハーガー指揮NHK交響楽団、東京オペラシンガーズ他(東京文化会館 3/27)。ハイドン・イヤーということで、先月のブリュッヘン/新日本フィルに続いてまたも「天地創造」。ワタシは行かなかったけど先月は東京シティ・フィルも「天地創造」をやってたので、東京ではガンガンと世界が創造されている。天地量産、神様繁忙期。
●ブリュッヘンが単にピリオド・アプローチという以上のあまりにも特徴的な「天地創造」を聴かせてくれた直後だから、それに比べると派手な話題にはなりにくいが、どんなスタイルであってもやはり傑作の力は偉大で、この曲を聴けば最後には深い感動が待っている。休憩はなし。2時間近く座りっぱなしなのが辛い一方、途中で緊張が途切れない分、聴き応えは増すという面もあるので難しいところ。3部じゃなくて2部に分けてくれれば問題なかったのに>ハイドン。
●欧州が夏時間に入っている。ネットラジオ関係、サッカー生中継関係は要注意。サッカーはこの週末が国際試合の週だったので、むしろ次週が要注意か。
●3月から4月へ。年度が替わる。雑誌等いろいろな媒体の紙面も変わる。ということで告知を2点。まず終わるもの。日経パソコンPC Onlineの連載「ネットエイジのクラシックジャンキー」が今年度でひとまず終了、今週が最終回である。当初、月刊とか隔週刊ならともかく、週刊のような速いペースで連載が続けられるものかと非常に心配していたんだが、予想に反して約100回にもわたる長寿連載になった。一度も原稿を落とさずに済んだのは、自由に書かせていただいたおかげ。日経パソコンさんの寛容さに感謝。記事は当分オンラインには残っていると思う。
●で、続いて新たに始まった連載。東急さんが発行するフリーマガジン「SALUS(サルース)」で1ページのコラムを書かせていただいている。オンラインでは記事は読めないが、東急線各駅・東急系列のデパートやストアで無料配布されている。配布部数は約25万部。こちらは月刊。NAXOSさんのご協力により、毎月記事中に取り上げる名曲を「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」で試聴できるという趣向になっている(→NML新着情報)。東急沿線在住・在勤の方はぜひ手にとっていただければ幸い。毎月20日発行。

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