April 28, 2010

新日本フィル記者会見に一般モニター募集

●一般モニター。平たく言えばブロガーのみなさまっすね。5/12(水)14:00に開かれる新日本フィルの記者会見に、記者、音楽関係者だけではなく、一般のブロガー、ウェブサイト主など、個人で情報発信している方もお招きする、と。

5/12(水) 新日本フィル記者会見発表 一般モニター募集!

●オープンであり画期的、だと思う。記者会見には音楽監督クリスティアン・アルミンク、ソロ・コンサートマスター崔文洙他が出席。新シーズンからMusic Partner of NJPに就任するダニエル・ハーディング、客演するフランス・ブリュッヘン、インゴ・メッツマッハーは動画メッセージで登場(←「これが日本のオーケストラなのか?」と思うくらい豪華な指揮者陣っすよね)。発表内容は10/11シーズンについて、それと新プロジェクト(注目)について等。
●新聞は別格として、既存の媒体、たとえば音楽誌などの実売部数というのは、多くが数千から数万部。そして買った人は雑誌の全ページ隅から隅まで読むわけじゃない。記事に取り上げてもらったとして、実際に情報が伝わる対象というのは何人なのか、ということを考えると、ブログやTwitterの影響力というのは決して侮れない(←今さらそんなこと言うまでもないけど、あえて)。人気のあるところならアクセス数自体も負けていないだろう。即時性も高い。しかも端の閉じた世界ではなく開いた世界なので、小規模なサイトやフォロワー数の少ないTwitterアカウントで取り上げた情報であっても、うまくツボると爆発的に伝播することがある(逆に言えば関心を持たれないものに対しては確実に反応がない)。
●個人ブロガーも巻き込んだプロモーションというのは、それはそれで難しさもあるのかもしれないんだけど、クラシック音楽の世界ではまだ珍しいと思うので、成功してほしい。
●「モニター」と表現されているのは、質疑応答には参加できないからなのかな。一般にはなかなかこういう機会はないので、雰囲気を知るだけでも足を運ぶ価値はあるのでは。都合のつくブロガーの方はぜひ。お申込み締切は5/1(土)必着。

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