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February 26, 2011

NHK交響楽団「尾高賞」&11/12シーズン記者会見

尾高賞
●NHK交響楽団記者会見へ(2/18、千代田放送会館)。まずは第59回尾高賞について。受賞作は西村朗作曲オーケストラのための「蘇莫者」(2009、大阪センチュリー交響楽団委嘱作)。蘇莫者(そまくしゃ)というのは舞楽の曲名に由来する。オーケストラに舞楽を伴う45分程度の大作。6月28日、東京オペラシティでの「MUSIC TOMORROW 2011」(指揮:パブロ・ヘラス・カサド)で尾高賞受賞作品として演奏されることになった。写真は贈呈式の模様。西村朗氏(右)は今回で、なんと、5回目(!)の尾高賞受賞である。過去1988、1992、1993、2008年に受賞。
●ところで尾高賞って公式サイトはないんでしょうか(検索エンジンからは見つけられず)。尾高賞の対象は過去一年に初演された邦人オーケストラ作品で、今回の候補作は20作品。配布資料によると賞の選考を行う委員会の構成員は以下の方々。NHK交響楽団正指揮者、同楽団専務理事(演奏制作担当)、同楽団演奏制作部部長、日本放送協会制作局 音楽・伝統芸能番組部長、日本放送協会制作局 音楽・伝統芸能番組プロデューサー。規定には「必要に応じ部外音楽関係者の意見を求めることができる」とも。受賞作一覧、候補作、規定、沿革といった基本情報だけでも公式サイトにあればいいと思うのだが……。
●さて、同記者会見ではNHK交響楽団の2011/12シーズン定期公演についても発表された。現時点で公式サイトには掲載されていないようなので、定期公演の指揮者として挙がっている名前を列挙すると、ブロムシュテット、プレヴィン、コウト、デュトワ、エリシュカ、スラットキン、ド・ビリー、ノセダ、ノリントン、尾高忠明、広上淳一、準・メルクル、アシュケナージ。「第九」はスクロヴァチェフスキ。
●ぱっと見て目立ったところでは、プレヴィンはブラームス「ドイツ・レクイエム」、メシアン「トゥーランガリラ交響曲」、デュトワはマーラー「千人の交響曲」、バルトーク「青ひげ公の城」演奏会形式、ノリントンは5プログラムにわたるベートーヴェン・シリーズ。フレッシュな顔ぶれではド・ビリーがシューベルト「グレート」、ノセダがカセルラの交響曲第2番他。ソリストではバボラークによるグリエールのホルン協奏曲(アシュケナージ指揮)が楽しみ(去年古巣ベルリン・フィルと同曲を共演したのをDCHで見たけどスゴかった)。ケラスによるルトスワフスキのチェロ協奏曲も(スラットキン指揮)。ほかにも魅力的な公演はいくつもある。公式サイトに情報が掲載されるのを待つしか。

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