May 6, 2011

「ラ・フォル・ジュルネ」2011、東京は閉幕。来年のテーマはロシア音楽を予定

東京国際フォーラム

●東京のLFJ2011は無事閉幕。震災の影響で一時は中止かとまで伝えられていたことを考えると、規模は縮小したとはいえ、よく「タイタンたち」のテーマが生き残るほどの公演数が実現したものだと思う。90公演に対してチケット販売数は4万5千枚(速報値)。販売率にすると97%。ほぼどの公演も売り切れていた。といっても朝9時台までは意外と当日券がたくさん出ていて、かなり選べる状況だった。のべ来場者数は14万人(東京国際フォーラム館内のみ。周辺エリアは除く)。有料公演90と無料プログラム85をあわせて総公演数は175公演(周辺イベント除く)。
●来年については、連休中のどこかの3日間で開催することになっており、内容については構想中の段階だが、ルネ・マルタンのプランとしてはロシア音楽を取り上げたいとのこと。「五人組からスタートして、チャイコフスキー、スクリャービン、ラフマニノフ、さらに20世紀の音楽であるショスタコーヴィチやシュニトケも、そして21世紀の音楽としてグバイドゥーリナも演奏する」という。記者懇談会の後、OTTAVAのサテライトスタジオでは「まだどうなるかわからないが、グバイドゥーリナ本人を呼びたい」とも。
●なお、東京以外の地方のLFJについても、来年は「ロシア音楽」を共通のテーマにしたいと語っていた。

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