August 27, 2011

東京豪雨

stormdrain.jpg●あっという間に土砂降りになった。用があって雨の中を出かけたのだが、雨の勢いが想像以上に猛烈で、妙正寺川の水位が急上昇し、濁流になっていた。普段はちょろちょろと流れてるだけなのに。それにしても、さっき降り出したばかりなのに、もうこんなに水位が上がっているというのは尋常じゃない。出先で神田川の水位が上がって丸の内線が止まっていると知る。
●しかし本当に短時間の集中豪雨で、意外とすぐに雨がおさまり、帰宅する頃には傘を差さなくてもいいくらいになっていた。後で「東京都内の大雨まとめ」の写真を見たところでは、神田川も目黒川もあとわずかというところまで来ていた模様。すっかり水浸しになった街もあるようで、短時間でも豪雨は侮れないなと戦慄。
写真はイメージです●2005年にも豪雨があって、大変なことになったのを思い出した。あの時は妙正寺川が氾濫したのだ。というのも、当時、川沿いのマンションの1階に住んでいたのでよく覚えている。まさに目の前にある川から水があふれて、川と道路と橋の境目がわからなくなるような異次元が広がった。最初は「わっ、川の水位ってこんなに高くなるんだ、スゲー」くらいに思っていたのが、道もクルマも水没し、水位がマンションのエントランスの10cm下くらいまで迫ってきて、足元でゴウゴウと急流が流れるのを見て青ざめた。洗濯機の排水溝のところが怖いんすよ。「ゴボッ!……ゴボッゴボッゴボッ!……ゴボッ!」って間歇的に水が吹き出そうになってて。結局、そのときは無事だったんだけど、近所には家財道具やら自動車やら水没した家がたくさんあって、気の毒というほかなかった。
●あのとき印象に残ったのは、高さが少し低くなっているところに被害が集中していて、平気なところは川のすぐそばでもぜんぜん平気だったってことかな。あと、区役所が被害のあった家の消毒作業を行なったこと。浸水後は大変な勢いで雑菌が繁殖するんだとか。

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