July 9, 2015

チャールズ・ブチンスキー

●先日「テレビで途中から見る映画がやたらおもしろい現象(名称募集中)」で書いたように、うっかり映画「マジェスティック」を見て以来、なんとなくチャールズ・ブロンソンのことが気になって検索してみたところ、自分はこの人のことをなにも知らなかったということに気がついた。チャールズ・ブロンソンって、リトアニア系移民の家庭に生まれて、本名はチャールズ・ブチンスキーなんだとか。ブチンスキーって。チャールズ・ブロンソンだといかにも男臭くてカッコいい名前みたいに感じるけど、チャールズ・ブチンスキーだとずいぶんイメージが違ってくる。
●高校を出て炭坑夫などの職を経て、空軍に入隊、その後、役者になるがしばらくは本名を名乗っていたのだとか。チャールズ・ブロンソン名の誕生は1954年の「太鼓の響き」、33歳からということになる。しかし、古い映画をほとんど見ていない自分にとっては、出演作リストを眺めても、「これが自分にとってのチャールズ・ブロンソンだ!」という作品がどれなのか、ピンとこない。「荒野の七人」とか「大脱走」ではないはず。「さらば友よ」? いやあ、見ていないかも。「狼よさらば」はなにかの拍子でテレビで見ていると思うが、それだけではないだろう。作品数がたくさんあるうえに記憶があいまいで、どれがどれなんだかよくわからなくなっているが、とにかくタフで強くてカッコいい男としてのチャールズ・ブロンソン像はくりかえし植えつけられているはずである。
●もしかしたら、そのイメージの大半は大昔のCM「う~ん、マンダム」の一言によって作られたという可能性も否定できないのだが。

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