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March 14, 2017

久保裕也の4人抜きゴールとJ2の神々

●いろいろあった週末のサッカー界だが、なんといっても筆頭に挙げられるべきはベルギー1部のヘントで活躍する久保裕也の4人抜きゴール。絶好調ゴール量産中。4人に囲まれながらのダブルタッチは神。

●で、久保のゴールも神だが、J2にも神々が降臨。DAZNが各試合5分程度のしっかりしたハイライトを配信してくれるおかげで、次々と名シーンを見れるのがありがたい。まずは横浜FCvs群馬でカズが史上初の50歳(!)ゴールを挙げた。これが決勝点となって横浜FCが勝利。もちろん、自身の最年長得点記録を更新。カズダンスも披露。いったいこのカズダンスは何十年前から踊られているのか。もはや日本サッカー界のいにしえの踊り。
●このゴールはイバのシュートのこぼれ球を押し込んだもの。実はその少し前の左サイドからクロスボールを入れるシーンがさらにスゴかった。群馬の6番と一対一の勝負になって、カズは得意のまたぎフェイントで勝負したんすよ。これが! 全盛期を知るだけにまるでスローモーションのようななまくらフェイント。もちろん相手はまったく反応してくれない。でもそこから縦に抜けようとする姿勢に入って、すぐさま微妙なフェイントで相手のタイミングを外してきれいに中央にクロスを入れてしまった。またぎフェイントはその先の一手まで見越した狡猾なワナなんすよね。いくらカズが史上最強の50歳だといっても、スピードもパワーも体のキレもJ2の若いアスリートたちにかなうはずがない。前の試合の映像を少し見たけど、やっぱり前線で孤立してる時間は長い。そして、後ろの選手たちはカズではなくイバにボールを出す。でもその現実を前提として受け入れたうえで、通用するプレイを丹念に探し出しているから、クロスも入れられるし、ゴールも決められるのだろう。ファンにとっての夢は、選手にとってのリアリズム。
●熊本対山形の試合では、試合終了直前のアディショナルタイムに、熊本のゴールキーパー佐藤昭大に劇的な同点ゴール。コーナーキックに後方からキーパーが上がってくる捨て身の攻撃シーンはたまに見かけるが、本当にゴールが決まることはめったにない。ニアできれいに合わせた。それにしても熊本の試合会場が「えがお健康スタジアム」(旧うまスタ)という名前になっていて驚く。
●もう一つ珍しいシーン。岐阜vs松本山雅では両チームのユニの色が似すぎていて混乱が生じるという恐ろしい展開に。序盤から相手にパスを出してしまう珍プレイが続いて、たまりかねて選手たちが主審に相談。岐阜が緑、松本山雅はグレーのユニだったのだが、芝がちょうどその中間のような色調で、デイゲームだとなにがなんだかわからない。主審と両チーム関係者協議をするものの、どちらも替えのユニを持たず。結局、ホームの岐阜の関係者が事務所まで替えのユニを取りに行くことになり、前半はそのまま続行して(わわ)、後半から岐阜が白のシャツに着替えて登場した。もちろん試合前にJリーグ側がユニの色を確認しているはずだが、明るい室内で見て問題はなくても、太陽光のもとピッチ上で見ればそっくりということもあるんだろう。グレーのシャツは要注意って気がする。

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