February 7, 2018

ラ・フォル・ジュルネ2018、ナントその5

ナントのラ・フォル・ジュルネ、CDショップ
●予定通りに帰国。ナントからパリに向かう飛行機が雪の影響で欠航になってしまい焦ったが、TGVでパリに向かってなんとか帰国便に間に合った。
●で、ナントのラ・フォル・ジュルネ、落ち穂拾いをあと少し。4年ぶりに訪れてみると会場内のレイアウトが微妙にいろいろ変更されていて、CDショップ(写真上)は出口すぐの目立つ場所に昇格。品ぞろえを見てみると、ラ・フォル・ジュルネのアーティスト以外のディスクもそこそこあって、東京のショップとそう雰囲気は変わらない。価格は日本で買うよりも高め。内税表示だが税率は何%なんだろうか。ちなみにナントのラ・フォル・ジュルネは東京と違って高齢層が聴衆の中心。
ナントのラ・フォル・ジュルネ、ブック・ショップ
●どちらかといえば、物販ではCDよりも本屋さんのほうが存在感があるかもしれない。これは10年前に最初にナントを訪れたときからそう。専門書から児童書まで、音楽書がたくさん並べられていて、どんどん売れてゆく。こういった一時的な売店でも、ほとんどのお客さんがカードで決済をしているようで、自分で端末にカードを入れて暗証番号を打ち込む方式。
●聴いた公演で書くのを忘れていたのが一件。青いヴァイオリンがトレードマークのパヴェル・シュポルツルとジプシー・ウェイ。ヴァイオリン、ツィンバロン、ヴィオラ他によるジプシー音楽バンド。曲はクラシックもあればシュポルツルの自作もありいろいろだったが、ブラームスのハンガリー舞曲第5番とサラサーテのツィゴイネルワイゼンがおもしろかった。ジプシー音楽由来のクラシックの名曲をジプシー・バンド用に再変換。たとえるなら、英語を日本語に訳した文章から、もう一度英訳した文章みたいな感じ? 会場には小さな子供たちが大勢来場。割とみんなお行儀よく聴いていた。むしろ大人より行儀がいいかも。

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