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January 12, 2021

「ダ・ヴィンチ」2021年2月号(KADOKAWA)

●雑誌「ダ・ヴィンチ」2021年2月号の特集は「美少女戦士セーラームーン」。というのも、今、映画館では劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」二部作の前編が公開中なのだとか。「私たちのセーラームーンが25年の時を経て劇場に帰ってくる!」という惹句を目にして、「ああ、中学生だった月野うさぎもそろそろ40歳か、変身して美魔女戦士になるのかなあ」と思ったが、そうではなく登場人物たちは加齢しないのであった。
●……という話をしたかったのではなく、今号の「ダ・ヴィンチなんでもランキング」にワタシが登場しているという宣伝をしようと思ったのだった。毎月、テーマを決めて本を10冊選ぶというコーナーで、今回は「クラシック音楽を楽しめるようになる本」ということで取材を受けた(取材はZOOMを使用)。どの本を選ぼうか悩んだが、本についての雑誌なのだから、現役本でなければならない。今回気がついたのだが、書籍にもCDとまったく同じ現象が起きていて、挙げようと思った過去の名著はどれもこれも品切で入手困難。なかにはつい数年前に出たばっかりでしょ?みたいな本まで品切になっている。なので、最近刊行された本が大半になった。それと、「ダ・ヴィンチ」の読者層はもちろんクラシック音楽通ではなく、読書好き。だから、普通の本好きが「読書の楽しみ」を得られる本でなければ紹介する意味がない。そうやって選んだら、10冊中4冊は小説になった。ほとんどは過去にこのブログでも紹介した本。機会があったら、ご覧ください。