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April 15, 2024

ピョートル・アンデルシェフスキ ピアノ・リサイタル

●13日は紀尾井ホールでピョートル・アンデルシェフスキのピアノ・リサイタル。プログラムは前半にベートーヴェンの6つのバガテルop126、ショパンの3つのマズルカop59、シマノフスキの20のマズルカop50より第3、7、8、5、4曲、後半にバルトークの14のバガテル、バッハのパルティータ第1番。得意のレパートリーがずらり。すべて小曲からなるミクロコスモス的なプログラムで、舞曲的な性格の曲、民謡由来の曲などを中心としつつ、全体がひとつのバガテル集のような趣。どれも楽しんだが、圧巻は後半のバルトーク。振幅の大きな表現で、こんな曲だったのかという発見あり。バッハは快活でウィットも十分。以前の印象に比べると、奔放とまでは言わないにせよ、自由度が高くなっている気がする。
●アンコールは3曲。バッハのパルティータ第6番のサラバンド、平均律クラヴィーア曲集第2巻の前奏曲ヘ短調、バルトークの「シク地方(チーク県)の3つの民謡」。最後はしみじみした気分で終わる。
●椅子が3段重ねだった。ピアノ椅子ではダメなのだろうか。
最近リリースされたアルバムでは、ヤナーチェクの「草陰の小径」第2集、シマノフスキのマズルカ、バルトークのバガテルが組み合されている。Spotifyで聴く人はこちら