News: 2009年1月アーカイブ

January 31, 2009

France Musiqueがナント「ラ・フォル・ジュルネ」を中継

●ナントの「ラ・フォル・ジュルネ」が開催中。で、France Musiqueが昨日から猛烈な勢いで「ラ・フォル・ジュルネ」を中継してくれている。ネットラジオ、ありがたすぎる。おかかさんが日本語の番組表を書き出してくれているのを見るも吉、フランス語番組表を見るも吉。

1/30以降3日間は「France Musique」でナント「ラ・フォル・ジュルネ」三昧(「おかか1968」ダイアリー)

France Musique : Folle Journée 2009

France Musique

●生中継もあれば録音もあり。ちらちら聴いただけだけど、盛り上がってるな~。会場の雰囲気のよさがギュンギュン伝わってくる。公演によっては、たとえばバッハの管弦楽組曲で途中一曲ごとにいちいち拍手があったりとかするんだけど、昨年行ったときもそんな感じ。大らか。割と自由奔放だし。

January 28, 2009

「東京のオペラの森」→「東京・春・音楽祭」へ

●昨年まで「東京のオペラの森」として、小澤征爾指揮による新制作のオペラを上演してきたこの音楽祭だが、今年から名前も内容もリニューアルされる。新しい名称は「東京・春・音楽祭」。3月12日(木)から4月16日(木)までの約1ヵ月間にわたって、東京文化会館を中心に上野の文化施設6会場を使って約30公演が開催される。すでにチケットも売り出されているようだが、1/23に東京文化会館で記者会見が行われた。写真左が音楽祭実行委員長鈴木幸一氏、中央が音楽祭アドバイザーでウィーン国立歌劇場総監督でもあるイオアン・ホレンダー氏。
「東京・春・音楽祭」
●公演詳細は公式サイト等をご覧いただくとして、ポイントをいくつか。2009年の目玉となるのは、今年没後200周年のハイドンのオラトリオ「天地創造」。レオポルト・ハーガー指揮NHK交響楽団、東京オペラシンガーズ、独唱にタチアナ・リスニック、セミール・ピルギュ、アイン・アンガー。ほかにディートリヒ・ヘンシェルのリサイタル、マックス・エマヌエル・ツェンチッチのリサイタルなど。
●で、少々わかりにくいんだけど、音楽祭の正式名称は「東京・春・音楽祭 -東京のオペラの森2009-」。「オペラの森」という文言が副題のように残っている。でも今回オペラは上演されないのでご注意を。「じゃあ、どうしてオペラなんだ?」と誰もが思うわけだが、2010年および2011年には演奏会形式でのオペラが予定されている。
●2010年はワーグナー「パルジファル」演奏会形式。ウルフ・シルマー指揮NHK交響楽団、ブルクハルト・フリッツ(パルジファル)、ミヒャエラ・シュスター(クンドリー)、フランツ・グルントへーバー(アムフォルタス)他、東京オペラシンガーズ(合唱)。それからリッカルド・ムーティが「カルミナ・ブラーナ」を振る。ただし、これはオーケストラがどうなるかは未定とのこと。
●2011年はワーグナー「ローエングリン」演奏会形式。アンドリス・ネルソンス指揮NHK交響楽団、ロバート・ディーン・スミス(ローエングリン)、エディス・ハーラー(エルザ)他、東京オペラシンガーズ(合唱)。
●こんな感じで、これまでの NOMORI とはがらりと雰囲気が変わる。今までのウィーン国立歌劇場やパリ・オペラ座との共同制作みたいな超ゴージャス路線に比べると、もう少し東京・上野という場所柄が意識される音楽祭になるかもしれない。今年の「天地創造」が一ヶ月違いでブリュッヘン指揮新日本フィルとかぶってしまったのがもったいないような気もするけど、でもまあハイドン・イヤーっていうんだったら「天地創造」になるのはしょうがないのか。

>>「東京・春・音楽祭」 公式サイト / チケットぴあ

January 22, 2009

Screamer Radioでウロウロする

Screamer Radio
●特定の番組を聴くためじゃなくて、BGMが欲しくてネットラジオ局につなぐことがある、最近近頃かなり頻繁に。数多あるラジオ局をウロウロとつまみ聴きして、そのときの気分に添った音楽を聴くとか、未知の作品との出会いを求めるとか。で、そういうときにはブラウザ経由でアクセスするより、Windows Media PlayerとかiTunesを使ったほうがあちこちウロウロするには好都合なんだけど、さらにもっと軽快にウロウロできるのが、フリーウェアのネットラジオ・プレイヤー Screamer Radio なんである。Windows用、スウェーデン産、でも日本語対応OK。
●単機能だから、サクッと高速で起動するのが吉、吉すぎるほど吉。しかもプリセットのラジオ局をサーバーから拾ってきて自動更新してくれる仕様なんだけど、classicalの項目だけでも60局以上ある(ちなみにクラシックに限らなければ4000局以上あり)。まあこの中にはうまくつながらない局も少なからずあるんだけど、でもこれだけ拾ってあるのは立派。細かな挙動でも「気が利く」感あり。ワタシは使ったことないけど、簡易な録音機能まである。
●昨年10月のv0.4.3のアップデイトでVistaでも使いやすくなったみたい。浴びるほど聴きたいラジオ派の方にオススメ。

Screamer Radio
http://www.screamer-radio.com/

January 16, 2009

新国立劇場2009/2010シーズンラインアップ発表

新国立劇場2009/2010シーズンラインアップ発表。この1月16日付けのニュースを1月15日の夜に公式サイトで見ている。きっとなんかあるんすよね、公開日付のルールみたいなのが……。
●「オテロ」「魔笛」「ヴォツェック」「トスカ」「指環」~「ジークフリート」「神々の黄昏」「愛の妙薬」「影のない女」「カルメン」「鹿鳴館」。キャスト等、詳細は公式サイトで。あ、「鹿鳴館」は池辺先生の委嘱新作っすね。このウェブページ、最初に演目をクリックして開いたページでキャストを見せてくれない作りが謎すぎる。
●「影のない女」だとオペラだけど、「陰のある女」だと演歌になる気がする。
●2009/2010ってスゴく未来っぽい、数字的に。

January 8, 2009

ベルリン・フィルのデジタル・コンサート・ホール第1回を体験!

フィルハーモニー●ネット生中継で見た&聴いたですよ!>ベルリン・フィルの定期演奏会Digital Concert Hall。ラトル指揮でブラームスの交響曲第1番他。いやー、これは予想以上にすばらしい! ウチは光じゃなくてADSLなんだけど、映像にも音楽にも満足できた。カメラワークも吉。
●「知っている」というのと「体験する」っていうのはやっぱりぜんぜん違うわけで、実際に聴いてみると、生中継であるということは圧倒的に大きい。ウェブサイト上でも開演30分前に「開場」するんすよ。すると、カメラがフィルハーモニーの外の風景を映して、次に中に入ってまだ疎らにしか埋まっていない客席を映し、その場にゆるやかに流れる「これから始まる演奏会への期待感」みたいなのをうまく拾い上げてくれる。このワクワク感は「生中継」だから生れるもの。ワタシは強く感動したな。久々に「インターネットでこんなことができるのかっ!」っていう気分を味わった。
●今回、生中継1回券を購入して見て、これならシーズン・チケット買う価値あり!と思い、ほとんど申し込みそうになったんだけど、しかし待て、ベルリンの午後8時は日本の午前4時。初回だから徹夜して付き合ったが、どう考えても今後同じことができるかといえばできない、平日からそんなことやってたら廃人化必至。これはなあ~、サッカー・ファンをやっててもチャンピオンズリーグとかワールドカップでまったく同じ問題にぶち当たるんだけど、欧州のゴールデンタイムって、日本では夜更かしするにも早起きするにも辛い時間帯になるんすよね。あーあ、時差さえなければ。ドラえもんに泣きつくのび太の気分で嘆きたい。
●でもまあ、アーカイブ(録画中継)にはそれはそれで別の価値もあるか。今度、そちらも試してみよう。

photo by Schnittke

January 7, 2009

鬼が笑う「ニューイヤー・コンサート」

ウィーン・フィル●気の早い話だが、来年2010年の「ウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサート」の指揮者はジョルジュ・プレートルの再登板なんだそうである。2008年が好評だったからなあ。初登場から一年置いての再登場は2001、2003のアーノンクールと同じパターン。公式サイトでの発表はこちら
●で、2010年のチケットがすでに売り出されている。といっても先着順ではない。1月2日から23日までが申し込み受付期間で、この期間に応募すれば公平に抽選されるという仕組み。元日の公演とあわせて、同一のプログラムによる大晦日のジルヴェスター・コンサート、12月30日のプレヴュー・コンサートも発売中。元日公演のみお一人様2枚までに限定。応募は公式サイトから。親切なことに日本語による案内も用意されている。でもこれ、当選確率ってどれくらいあるんすかね。かなり低いと想像。
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●ベルリン・フィルの定期演奏会有料生中継Digital Concert Hallがこれから開幕。ラトル指揮でブラームスの交響曲第1番他。第1回はお安くなっていて料金5ユーロ。しかし現地時間(CET)6日20:00開演って、日本だと午前4時だ。どう考えても生で聴くには適していないわけで、フツーなら後日オンデマンドで聴くべきものだろう。でもせっかくの機会だから第1回くらいはがんばって生を体験してみようか。もう料金は支払った。さきほどベルリン・フィルから「開演90分前ですよー」というメールを受け取った。これで開演する頃には爆睡……じゃ困るんだよな。起きていなければ。

January 6, 2009

オンデマンドでネットラジオを聴く ~ BBC Radio3

古ラジオ●今週、NHK-FM「ベストオブクラシック」が「ザルツブルク音楽祭2008から」と題して何公演か放送してくれているようだが、BBC Radio3の番組 Afternoon on 3 でも Salzburg and Vienna としてザルツブルク音楽祭2008をオンデマンドで配信中。Music from the 2008 Salzburg Festival and the Vienna Philharmonicということだが、ウィーン・フィル以外にもいくつもあり。賞味期限があと数時間~4日間なので、聴きたい方はお早めに。
●このSalzburg and Viennaは、一日一公演放送するんじゃなくて、複数の公演からいくつかの演目を組み合わせたりする構成になっているのが不思議な感じ。ミンコフスキ指揮カメラータ・ザルツブルクの「ペール・ギュント」なんて、4分割4日間とかになってる。でもオンデマンドだから聴きたいところだけ聴けばいいのは便利。12/29放送の回を聴いたら、エッシェンバッハがウィーン・フィル相手に「新世界より」で奔放に暴れていた。お化けが出てきそうな感じの「新世界」って久しぶりに聴いたかも。満喫。
●ウィーン・フィル関係は他にアーノンクール指揮のブラームス/ドイツ・レクイエム、バレンボイム引き振りのモーツァルト/ピアノ協奏曲第27番K595、エッシェンバッハのR・シュトラウス「ティル」。
●これでもう少し音質が良けりゃ言うことないんだけどなあ>BBC Radio3。いや、現状でも十分ありがたいけど。過去一週間の番組はだいたい聴けるので、こちらの番組表からアクセスするのも吉。今ならバレンボイムの「ウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサート」も聴ける→1月1日のNew Years Day Concert。

January 5, 2009

光速で過ぎ去るニューイヤー2009

●正月休み終了。今日から仕事始めのところが多いんでは。もう一度ギアを入れなおす、グギギギ、あれれこんなに重かったっけ、と。ゆるやかにリブート、リスタート。
バレンボイムのニューイヤーコンサート●フツーにお正月をしていたので、バレンボイムの「ニューイヤー・コンサート」は「ながら聴き」どころか「ながら見」くらいで、後で録画でもう一度聴こうかとは思ってはいるんだが、一応、例の「美しく青きドナウ」前のスピーチだけ取り出して再生してみた。イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザ大規模空爆直後だけに、バレンボイムが何か言うかなと思って。
●メッセージは簡潔だった。「2009年が世界平和の年となりますように。中東に人間の正義がもたらされますように」。これだけ。で、「あけましておめでとうございます」。まあ、そうだよなあ。正しい。
●ユーモラスな仕草がとことん似合わない。舞台から奏者が次々と退場するハイドンの「告別」でのオチ(?)の部分とか、「ラデツキー行進曲」での客席への指揮ぶりだとかは、なんだかハラハラさせられた。絶対に笑わなければいけないジョークを偉い人から披露されるのを、今か今かと身構えてスタンバイする気分を満喫(何じゃそりゃ)。でもその分、フツーのコンサートとして音楽的には聴きごたえのあるものだったのかも。
●東京は晴れの日が続いたようだ。空気が乾燥している。予防リンク→「風邪に効くクラシック」。

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