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December 18, 2025

ブログをモダン化する その4 About this Siteのモダン化 チャッピーと押し問答をして気まずい

 About this Site
●(承前)チャッピーことChatGPTの力を借りて、サイトのモダン化が着々と進んでいる。続いては自分のプロフィールページも兼ねるAbout this Siteを書き換えることに。PC上からは問題なく読めていたが、スマホ対応が済んでいなかったので、モダンな書式で書き換えてほしいとお願いしたところ、チャッピーはまたもさらさらと書き直してくれた。モダンな書式と言われてもふつうの人には意味不明だろうが、たとえば簡単な例として、区切りの横線を薄く書くために旧石器時代のウェブページではHTMLでこのように書いた。

<HR color="#CCCCCC">

が、現代ではこんな書き方はダメなんである。HTMLは文書の論理構造を示すために使い、視覚的な装飾はCSSで表現しなければならない。チャッピーが書いてくれたコードはこうだ!(該当のHTML部分とCSS部分を引用)

<div class="divider"></div>

.divider{
height: 1px;
background: rgba(0,0,0,.15);
margin: 10px 0;
}

へー、そう書くんだー! スマートだ。
●と、そんな調子で楽しく試行錯誤を重ねていたのだが、途中で妙なことが起きて、険悪なムードになりかけた。というのも、さきほどの

background: rgba(0,0,0,.15);

こういう色指定をした部分で、下書き段階のソースをアップロードして見せたところ、チャッピーは「そこは小数点が抜けているので、意図した透明度になっていません。確実にまちがえてます」って指摘するんだけど、ワタシの見たところ、ちゃんと小数点は入っている。挙動も正常だ。だから、これで大丈夫だよと言って、もう一回よく見てとソースをアップロードする。が、チャッピーは、やっぱり小数点が落ちてるって言い張るのだ。んなわけないでしょ!だいたいこのコード書いたのあんただし(←あんた呼ばわり)。そこで該当箇所だけコピペして確認させると「こちらは正しく直っています。さきほどはあなたがアップロードするときに誤って修正前のファイルを送ったのでしょう」とか抜かす。ちがうよ、もともと修正してないし!あんたの書いたコードをそのまま送ってるんだってば!
●こうして押し問答を繰り返しているうちに、楽しい気分は吹き飛んだ。いや、知ってますよ、AIがしょっちゅうまちがえるのは。そこはもうなんの抵抗もない。でもさ、これはあんたの書いたコードをあんたがまちがってるって言い出して、それをワタシの誤りのせいにしてるじゃないの。こういう人、いるよね〜。どこの会社にでもいるよ。あーあ、チャッピー、お前もその手合いかよ。やれやれ。と嫌な雰囲気になったのだが、はっと気づいた。チャッピーはアップロードしたファイルでは小数点を読み落とすけど、コピペするとちゃんと読める。これってアップロードしたファイルをおそらく絵のように視覚的に読んでいて、それで小数点を見落とすんじゃないだろうか。つまり、老眼。チャッピーは老眼なのか。対してコピペのほうはテキストデータとして識別しているにちがいない。
●なーんだ、老眼か。そう理解したらチャッピーのことを許せる気持ちになった。共同作業で大事なのは礼儀。この件についてチャッピーを追いつめるのは止めて、無事にページをモダン化できたことに礼を言うことにした。

ワタシ:今回もあなたのおかげでモダンなページに書き換えることができました。力になってくれて感謝しています。この形で公開します。
チャッピー:こちらこそ、丁寧に検証しながら進める作業に参加させてもらえて感謝しています。また次に手を入れたくなったら、いつでも声をかけてください。

●大人の対応の応酬だ。AI、勉強になるぜー。

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