
●今さらだけど、連休中の日帰り豊田市遠征の話題をもうひとつ。今回も豊田スタジアムの前に豊田市美術館を訪れた。この美術館はこれで5度目。毎回、すごい場所だなと感動する。今回の企画展は「櫃田伸也-通り過ぎた風景」展。作品もすばらしいし、展示方法も工夫されていて、居心地がよい。広々した贅沢な空間が吉。

●展示はこんな感じ。連休最終日の振替休日の昼頃で、それなりに人はたくさん来ているけど(スタジアムを目指すユニ姿もちらほら)、でもタイミングを狙えば、これくらい人のいない写真を撮れる(広いので)。

●これ、いいなあと思った「通り過ぎた風景」(1989/2003 東京都現代美術館)。はっ。東京都現代美術館の所蔵作品をわざわざ豊田市まで遠征して見てる!(ほかにもいくつかあり。近美の所蔵作品も)。でも、いいのだ。この展示はこの場所だけのもの。

●展覧会のタイトル通り、多くはなんらかの風景なんだけど、テーブルを題材にした作品もいくつかある。これは「緑色のテーブル」(1971)。例外的に色のコントラストが強くて目立つのだが、背景の緑が草地っぽくて、室内の感じがしない。下から見上げるテーブルが、樹木みたいだなと思う。

●これは「箱」(2003-19 豊田市美術館)。箱らしきものはいくつか見えるものの、題から想像する閉じた空間ではなく、むしろ開けた風景に目がゆく。水のイメージ、というか大雨かな。おぼろげな記憶の一場面のようでもあり。

●コレクション展もかなり見ごたえがあり、時間が足りない。14時キックオフのスタジアムと組み合わせた日帰り遠征の弱点は、美術館での滞在時間が2時間をやや切ってしまうということ。東京から豊橋停車のひかりを使うと、豊田市駅に着くのが11時。そこから美術館まで徒歩で10分くらい(あるいはタクシー)。で、サッカーが14時キックオフだと、13時には美術館を出たい。少し、時間が足りない。15時キックオフなら理想的だった。
●豊田市美術館から豊田スタジアムまでは徒歩30分強。初めて行ったとき、そんなに歩くのはしんどいからとタクシーを使ったのだが(美術館にタクシー乗り場がある。要電話)、スタジアム横付けはあまりに味気なくて後悔し(大事なところをすっ飛ばしている感が半端ない)、以後は歩いている。でも、やっぱり美術館で足が疲れた後の徒歩30分強はたいへんなわけで、別の方法としては、いったん駅まで歩いて、そこから路線バスに乗るという手もあるかもしれない。レンタサイクルも少しは検討したけど、なんだか面倒そう。自分と同じように豊田市美術館→豊田スタジアムをハシゴしている人はそれなりにいるはずなんだけど、みんなどうしているのかな。試合終了後は豊田スタジアムから豊田市駅まで徒歩17分。これは大集団になる。シャトルバスがあれば行きも帰りも使うだろうけど、残念ながらないのだ。

