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August 10, 2026

秋春制になったJリーグが開幕! 国立競技場でマリノスvs鹿島

Jリーグ開幕戦 2026 国立競技場
●こんなに屈辱的な負け方、近年、記憶にないってくらい悔しすぎる試合なんだけど、せっかく久々に現地観戦したので記しておく。7日はJリーグの開幕戦で、国立競技場でマリノスvs鹿島戦。今季からJリーグは世界標準のカレンダーに合わせて秋春制になった(秋春制の名に反して灼熱の8月上旬に開幕戦が行われるという皮肉……)。新しいJリーグがリスタートというわけで、Jリーグ開幕時のオリジナル10であり、ともに一度も降格していないマリノスvs鹿島の対戦が、金曜日に開催されたのだ。試合前のセレモニーは豪華絢爛。写真からもわかると思うけど、とんでもなく華々しい演出で「Jリーグ、やるな!」と思わせてくれた。しかも会場は全席完売。観客数はJ史上最多となる63960人。空いているかなと思ってバックスタンド上層の席をとったら、満席だったという驚き。
●これ、マリノスのホームゲームなんすよ。超絶ド派手なセレモニーでさんざん盛り上げて、観客数は史上最多。どう考えてもマリノスが絶対勝たないといけない試合じゃないすか。これだけやっちゃってるんだから。でも、相手は常勝軍団、鹿島。しかもマリノスがJリーグ発足時から苦手とする相手。どうしてこんなに厳しいカード組んだの、Jリーグは。いや、わかるよ、これが「Jリーグクラシック」だから。でも、今のマリノスの戦力では荷が重すぎるんだって。Jリーグは新しく生まれ変わったから「Jリーグは、進化する」のキャッチでポケモンとコラボして、各チームにパートナーポケモンまで設定してくれた。マリノスのポケモンはマリルリ。納得でしょ。鹿島はリザードン。みんな進化形のポケモンがあてがわれているんだけど、はっきり言って、マリノス、退化してますから! ずっと何年もかけて、地道に、着実に退化してるから!! あの輝かしかったアタッキングフットボール時代……。その栄光の戦士たちが今や鹿島のレオ・セアラ、鹿島のヤン・マテウスとして立ちはだかる。アンデルソン・ロペスも渡辺皓太もヴィッセル神戸にいる。みんな散り散りになって、今のマリノスはサンドバッグみたいに耐えて耐え抜いてロングボールで低確率のチャンスを狙うオールドスクールのサッカーに退化してる。だから、ウチのチームに進化したポケモンはふさわしくないんだ。マリノスはマリルリじゃなくて進化前のマリルでよかった。まあ、来季はJ2だと思ってるので、今じゃないと鹿島との「Jリーグクラシック」は成立しないとは思うんだけど、このお膳立てがあったからこそ、惨めな逆転負けをくらったんだと思う。
●というのも、キックオフからマリノスの選手たちは全身全霊で鹿島に立ち向かった。暑いのに飛ばしまくった。前半7分に16歳の新人、三井寺眞がゴールを決めて伝説を作り、レオ・セアラに決められて追いつかれるが、前半18分、後半13分と谷村海那がゴールを決めて3対1でリードした。2点目では三井寺が神技ヒールトラップで相手を抜いて会場をわかせた。絶対に勝つという前提で盛り上げられて、絶対に勝つという前提で選手たちが死力を尽くした。その結果、後半は次から次へと選手の足がつり出して、みんなバタバタと倒れていく。スティーブ・コリカ新監督が選手交代のカードを5枚全部使ったけど、その後も足がつる選手が続出。こうなったらもうサッカーにならない。鹿島に好きなように攻められてディフェンスは崩壊、後半36分、後半54分、後半57分と立て続けにゴールを奪われて大逆転。マリノス 3-4 鹿島。出口に向かうマリノスサポたちは虚無の表情だ。あえて、あのド派手なセレモニーを思い出して、虚しさに浸る。ワールドカップは祝祭だけど、リーグ戦はそうじゃない。あのセレモニー、やっぱり場違いだったんじゃないかな。負けたらそう思う。
●メモ。国立競技場は陸上競技場だけど、3階席なら傾斜があるので悪くない。スタグルは期待しない(脂っこいもの、くどそうなものばかりで食べたいものがない。ふつうの助六寿司とか売ってほしい)。トイレはたくさんある。満席になっても周囲に駅がたくさんあるので帰りは驚くほどスムーズ。このアクセスの良さは立派。誘導もしっかりしている。「MUFGスタジアム」の名が付いているが、「エム・ユー・エフ・ジー」はあまりに発声しづらいので、呼び名は「コクリツ」のままか。「MUFJ」とまちがえている人が多数いる。っていうか、三菱UFJ銀行なのに、なぜ「MUFJ」じゃなくて「MUFG」なんだろう。

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