
●25日はNHKホールでファビオ・ルイージ指揮N響。プログラムはベートーヴェンの交響曲第1番と第3番「英雄」。N響創立100年記念事業の一環として、来年のベートーヴェン没後200年に向けて行われる交響曲全曲シリーズの幕開けとなる公演。5人の指揮者で分担する全曲シリーズで、トップバッターが首席指揮者ルイージ。
●ルイージのベートーヴェン、以前に交響曲第6番「田園」と第7番を聴いている。オーソドックスな造形で、HIPではなく、温かい音色で流麗。前へ前へと進む。「英雄」は進むにつれて熱を帯びた。第2楽章や第4楽章は構築性のなかに息づく伸びやかな歌謡性が印象に残る。
●このベートーヴェン・シリーズ、この後は来月にエッシェンバッハが第8番&第5番「運命」、11月にソヒエフが第2番&第6番「田園」、12月にデュトワが第4番&第7番、ヤノフスキが「第九」というラインナップになっている。N響と縁の深い指揮者陣が並び、重量級の顔ぶれ。だれが何番を振るか、どうやって決めたんだろう。「みんな、それぞれ希望があると思うから、全員でzoomミーティングして決めようぜ!」って、わけにもいかないか。
September 28, 2026