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October 7, 2026

キリンカップ決勝 日本代表vsニュージーランド代表

ニッポン!●5日のキリンカップの決勝は、日本代表vsニュージーランド代表。ニッポンの先発メンバーを見て驚いたのは、4バックだったこと。森保監督が4バックを採用したのは何年ぶりだろう。就任当初は従来のフォーメーションを引き継いで4バックだったけど、今や完全に3バックが定着して、長らく代表からサイドバックというポジションがなくなっていた。しかも3バックでのウィングバックは三笘や中村敬斗、堂安や伊東などフォワード調の選手がベース。純正サイドバックタイプの選手の需要が激減してしまった。
●今回の4バックの狙いはいくつも考えられる。ニュージーランドが引いて守ってくるのなら、センターバックは3枚も要らない。ワールドカップとは違って、アジアカップではゴール前を固めてくるチームが多くなる。だったら今のうちに4バックをテストしておくのは理にかなっている。それにアジアカップ後に大岩監督が誕生したら、4バックになるだろうし、今から3バックと4バックを併用できるようにしておくべきなのかもしれない。それに、けが人が多くてセンターバックの枚数が足りない。
●先発はGK:鈴木彩艶-DF:中野就斗、瀬古歩夢、伊藤洋輝、鈴木淳之介-MF:佐野海舟、鎌田大地-堂安律、久保建英、前田大然-FW:上田綺世。こうして名前を並べるだけでも、4-2-3-1の布陣はわかりやすいなあと思ってしまう。やっぱり、これがいちばんなじみのある布陣。ただ、森保監督の超攻撃的な3-2-2-2-1に比べれば、攻撃時における両サイドの突破力は乏しいか。序盤からニッポンが一方的にボールを握り、ニュージーランドがカウンターを狙ってブロックを敷いて、両者ともプラン通りの展開。前半28分、中野の右サイドからのクロスを中央で上田が収めて豪快に蹴り込んで先制点。だが、その4分後、前田のパスミスが相手に渡ってカウンターを食らって失点。前田、これは悔しすぎる。
●後半19分にニッポンは3枚替え。このとき、中野→伊東、前田→中村敬斗、久保→田中碧と代えたので、てっきり3バックにしたのかと思った。瀬古、伊藤、鈴木淳之介の3バックで、左に中村、右に伊東だな、と。これで攻撃が活性化したので、やっぱり慣れた布陣だとスムーズだ……と思いきや、実は4バックのままで伊東が右サイドバックをやっていたのだとか。あ、そうだったのね。まあ、伊東が上がってしまえば3バックのいつもの布陣とほぼ変わらないし、4枚そろって後ろで守る場面はほとんどなかったと思うので、これが4バックか3バックかというのは見え方の違いって気もする。ともあれ、後半26分、中村のアシストで堂安がゴールを決めて決勝点。この日、序盤からたくさんシュートを打っていた堂安がついに決めてくれた。終盤はオープンな展開になって、バックラインから前線にボールが入りやすくなった。ニュージーランドの強度はだいぶ落ちていたと思う。ニッポン 2-1 ニュージーランド。
●塩貝が途中出場して、相変わらず強気の姿勢を見せた。でも、そろそろラッキーボーイ的な役割を期待される時期は終わったような気もする。今後は所属クラブでの成長を待つ段階かも。若手を抜擢しても、なかなか今の主力組に食い込むのは大変。三笘、南野も戻ってくるだろう。今回の4試合で評価を高めたのは瀬古か。欠かせない選手になりつつある。あとは4バックを多用するなら、サイドバックの枚数を増やすはず。今回は招集外だった菅原由勢はマストとして、長らく呼ばれていない毎熊晟矢はどうなんだろうか。一時、最強の右サイドバックだと思ったが。もちろん、冨安が使えるならサイドバックとセンターバックで併用するという手もあるにはある。

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