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October 15, 2026

味スタでJ1リーグ、東京ヴェルディvsサンフレッチェ広島

味スタ
●11日は味の素スタジアムへ。たぶん、味スタは5年ぶり。年一回くらいは訪れているつもりだったのに、いつの間にか足が遠のいてしまった。とくにヴェルディがJ1に昇格してからは行きづらくなった。マリノス・ファンとしては、J2時代のヴェルディはかつての好敵手としてマイルドに応援できたけど、J1になったら同一ディビジョンなのでそうも言ってられない。
●で、この日はヴェルディ対サンフレッチェ広島戦。ヴェルディは開幕から8試合勝利がなく、城福監督が解任され相馬直樹新監督が就任しての初戦。一応、OBでもあるわけだが、監督としては町田、川崎、鹿島、大宮、鹿児島に続いて6クラブ目。Jリーグで監督に就ける日本人はS級ライセンス保持者のほんの一握りにすぎないことを考えると、相馬監督のキャリアは立派なもの。傍目には成功したシーズンより苦戦したシーズンのほうが多い人という印象なんだけど、きっと現場レベルでこそわかる指導力があるのだろう。それまでの3バックから、布陣を4-4-2に変更。選手時代からずっとなじみのある布陣であると同時に、ヴェルディにとってもDNAに刻まれた布陣。
●一方、広島はバルトシュ・ガウル監督。ポーランド出身でドイツで実績のある人なのだとか。欧州サッカー界では珍しくないが、プロ選手経験のない叩き上げの指導者。布陣は3-4-2-1。ボールを保持してゲームを支配することを好むチームという印象。上位につけている。
●相馬ヴェルディは原点回帰で4バックにしてボールを回してくるのかと思いきや、始まってみるとぜんぜん違っていた。潔く前に蹴るサッカー。まずは失点しないことを優先する。球際は強め。前半は互いに好機が少なく0対0。しかし後半2分、広島の松本泰志がペナルティエリア外から鮮やかなミドルで先制。さらに後半13分には鈴木章斗のシュートがディフェンスに当たってゴールに吸い込まれて2点目。後半途中からようやく試合が活気づいてきたものの、ヴェルディは打開策を見いだせないまま0-2で完敗。ヴェルディのボール保持率はわずか30%、パス本数は311本とかなり少ない。ボールを持たないほうが強いのは今のトレンドではあるけど、奪った後の攻め手がなかなか見つからない。あと、広島に体格のいい選手が多かったせいもあるけど、全般にフィジカルで劣勢なので、それを補う武器がなにか欲しいところではある。
●入場者数は18,233人。バックスタンドが中央以外は1階も2階も自由席で、座席はたっぷり余っているが、観客数はJ2時代から飛躍的に増えている。現地で感じたのは、意外なほどの広島サポの多さ。3連休とあって、遠征組もけっこういたんじゃないだろうか。