May 16, 2010

東京バレエ団「オネーギン」

オネーギン●14日(金)、東京バレエ団の「オネーギン」へ(東京文化会館)。ジョン・クランコ振付。音楽チャイコフスキー。ここのところダンスづいている、たまたまなのだが。ワタシはバレエは完全に初心者なので、先日の「シルヴィア」と同じようなことを感じた。いやー、同じ「オネーギン」といっても、オペラの「オネーギン」とはぜんぜん別世界なのだなあ。幕が上がっても誰も歌わない。そして出てくる人物みな美しい、容姿が、姿勢が、所作が。タチヤーナ役は吉岡美佳さんという方なんだけど、風に吹かれたら飛んでいってしまいそうなくらい軽やかで、物理法則を無視するかのごとく重力から自由に踊っていた。
●で、これってプーシキン原作で音楽がチャイコフスキーなわけだ。オペラのほうの筋を知っているから、バレエのほうもすごく親しみやすい。登場人物がどういう人で、今どんな場面を踊っているか、すんなりわかる。でも不思議なんすよね、それなのにチャイコフスキーのオペラ「エフゲニー・オネーギン」からの曲は一曲たりとも使われていない。代わりにピアノ曲集「四季」からの曲の編曲が多いっぽい。そんなものなのか。管弦楽はジェームズ・ダグル指揮東京シティ・フィル。バレエではオペラほどオケに関心を持っているお客さんは多くないようだ。ワタシにとってはピットの中で弾いている人たちはみんなスター。
●これ前回も書いたっけ? 同じ場所でやる似たような舞台芸能なのに、客層がオペラとはまるっきり違う。とにかく若い。フツーに若者がたくさんいる。そして女子率が猛烈に高い。オペラは中高年がほとんどなのに。このバレエのお客さんは年を取ったらオペラのほうに来てくれるのだろうか? いや、来ないよな、たぶん。

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