ドミノ・ピザ
November 16, 2010

マリス・ヤンソンス記者会見

マリス・ヤンソンス記者会見2010
●マリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が来日して記者会見(帝国ホテル)。それにしても11月の東京はスゴい、アーノンクールだ、ポリーニだ、ウィーン・フィルだ、コンセルトヘボウだ……。これだけ次々来日公演があって、一方で東京のオケ(いくつあるんだ)やオペラも並行して活動してて、ちゃんとお客さんは入っているわけで、超ウルトラ特大胃袋と呼ぶしかない……。
●コンセルトヘボウ管弦楽団はもう15回目の来日なんだとか。ヤンソンスは去年バイエルン放送交響楽団と来日したばかり。「昨年は一人の子供を連れてきて、今年はもう一人の子を連れてきたように感じる」と比喩。「毎回記者会見で言うことですが、大切なことなのであえてまた言います。日本のモラルの高さ、働く姿勢、マジメさ。これらから私たちは多くを学びました。そして指揮者の立場から言えば、日本には最高のホールと聴衆がある。日本を訪れることは楽しみであると同時に、大きな責任も伴う。というのは、日本には最高レベルのオーケストラが次から次へとやってくる。そして私たちは定期的に来日しているので聴衆は私たちを熟知している。だから私たちは最高の音楽を聴いてもらうために十分に準備をしてくるし、常に新しいものを提供しなければならないのです」
●今回の来日公演ではマーラーの交響曲第3番が取り上げられる。「マーラーとこのオーケストラの特別な関係はあらためて説明するまでもないでしょう。マーラーの3番は大作ですが、ある意味でマーラーの交響曲はすべてが大作です。マーラーの演奏には大きな喜びを感じます。彼の作品には、あらゆる人にとっての人生に対する問いかけがある。特定のオーケストラがある作曲家と特別な関係があるからといって、他のオケがうまくその作曲家を演奏できないなんて理由はありません。でも神秘的な言い方になってしまいますが、コンセルトヘボウ管弦楽団とマーラーを演奏していると、これは彼らの音楽なのだなと感じます、彼らの体の中にマーラーの音楽があるのだな、と」
●コンセルトヘボウ管弦楽団は自前のRCO Liveを持っていることからも察せられるようにメディア戦略もしっかりしてて、今回のアジアツアー(先に韓国を訪れている)の様子なんかもサイトにアップロードしてますよーとURLを雛壇で告知するし、この会見にも自分たちでカメラを入れてるし、ウェブ、YouTube、Twitter、Facebook全部当然のごとくフル活用。2013年にはツアーで五大陸全部を回るんだとか。なにかと超優秀、オケとして、演奏も事務局も。

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