March 1, 2011

LGOとLFJtとKIN

●先日生中継されたシャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のライヴだが、現在彼らのウェブサイトでアーカイブを見ることができる……ていうか、彼らのサイトにアクセスしたとたんにいきなり日本語表示になってて、トップページに置かれたコンサート映像がスタートするという超積極的な仕様。これはまもなく同プログラムの日本公演があるからだが、旧東独のオーケストラがこれだけやるとは……。ドヴォルザーク/ヴァイオリン協奏曲の独奏者カヴァコスの弾きっぷりがカッコいい、集中してて求心的で、なんとなく軽くオタっぽい雰囲気を醸し出してるところが。
●今年は新たに「ラ・フォル・ジュルネ鳥栖」が開催される。佐賀県の鳥栖。東京、金沢、新潟、びわ湖に続くLFJ。有料公演は5月6日と7日、テーマは「ウィーンのベートーヴェン」。九州には縁がなく鳥栖になじみもないのだが、サガン鳥栖ができてさらにLFJもできたので、ワタシの脳内日本地図では九州における鳥栖の存在感が一気に増している。
カズオ・イシグロの「夜想曲集」が文庫になっている。音楽好きには猛烈に味わい深い美しくてシニカルで可笑しい短篇集。「わたしを離さないで」よりも傑作だとワタシは思うぞ。

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