2012年2月アーカイブ

February 29, 2012

ニッポンvsウズベキスタン@ワールドカップ2014アジア3次予選

ニッポン!●ともに最終予選進出を迎えた後でのニッポンvsウズベキスタン戦。これは消化試合なのか、1位&2位決定戦なのか。ニッポンは海外組を中心にベストメンバーを組んできた。もともとこの時期、Jリーグはシーズンオフ。これまで代表にとっては苦戦続きの季節だったわけだが、代表が海外組(というか欧州組)だらけになったおかげで、自然とベストのメンバーが組めることになった。ウズベキスタンはカードの累積で主力が5人ほどいない。おまけにニッポンのホームゲーム。これはW杯予選とか言いつつも、親善試合みたいな雰囲気でスルッと勝っちゃうんだろうなあ……と思ったら、負けた。完敗。0-1。偶発的に負けたっていうより、ウズベキスタンの堂々たる勝利。
●うーん、この言い訳のできない負けっぷりは久々。ウズベキスタンはコンディションよかったっすよね。後半運動量落ちるだろうと思っていたら、落ちたのはニッポンだったし。失点はカウンターから。サイドからきれいなクロスボールが入った。
●ニッポン代表。ウワサの宮市亮は出番なし。この展開ならしょうがない。GK:川島-DF:内田、吉田、今野、長友(→駒野)-MF:遠藤、長谷部、香川-FW:岡崎、藤本(→乾)、ハーフナー・マイク(→李)。前半はよくボールも回っていたし決定機も多かった。そこで決めていれば展開も違っただろうが、後半は中盤のダイナミズム、積極的な仕掛けを欠いて失速。きれいにボールを回そうとするが、チャンスは少ない。全体に両サイドからのクロスボールも物足りない。ハーフナーはほとんど何もできず。
●1位通過を目指すといいつつも、やはり最終予選進出がすでに決まっていると、こういった試合になるのはしかたがないのかもしれない。が、ザッケローニの完成されていたチームが下り坂に入ったかのような印象も受けてしまい、後味はかなり悪い。北朝鮮戦の負けとは種類が違う。
●最終予選、ニッポンとウズベキスタン以外にはオーストラリア、イラン、イラク、ヨルダン、オマーン、韓国、レバノンが進出決定、もうしばらくで残りの1枠も判明すると思うが、サウジアラビアの敗退が決定しているのに驚く。盛者必衰。中国も敗退。

February 28, 2012

レッツゴー!クラヲくん 2012 原稿編

●連続不条理ドラマ「レッツゴー!クラヲくん」第17回 原稿編

編集部 「クラヲ先生、昨日いただいた原稿のことなんですが……」
クラヲ 「ん、なにか問題でも?」
編集部 「ええ。ここの曲目解説のところなんですが、念のためと思ってWikipediaで調べてみたら記述内容が違っているようなんです。直していただけませんか?」
クラヲ 「ふーん……ああ、ホントだ、違ってるね。じゃあ、すぐに直しましょう。えーと、ログインして『編集』タブをクリック、と」


February 27, 2012

第60回尾高賞&NHK交響楽団記者会見

尾高賞2012
●24日(金)はNHK交響楽団主催の第60回尾高賞記者会見と贈呈式。尾高惇忠氏(67)作曲の「交響曲~時の彼方へ~」が受賞した。昨年9月23日に仙台で尾高忠明指揮仙台フィルによって初演された作品。尾高賞は故・尾高尚忠氏の功績を讃えて制定された賞であるわけだが、受賞者尾高惇忠氏は尚忠氏の長男。初演を指揮した尾高忠明氏は惇忠氏の弟で、尾高賞の選考委員の一人でもある。尾高惇忠氏の受賞は30年ぶり2度目。「作曲を始めた頃はオヤジの曲を聴きたくないと思っていた。オヤジは前衛よりは耳になじみやすい音を目指していた。しかし気が付くと自分も今回の受賞コメントに似たようなことを書いており、なんだ、同じところを目指しているじゃないかと思った」と語った(写真:受賞挨拶)。
●で、尾高賞に続いて、来季のNHK交響楽団の活動内容について発表があった。詳細は近く公式サイトで発表があると思うが、2012/13シーズンの定期公演および特別公演の指揮者をざっと書くと、プレヴィン、スラットキン、マゼール、デ・ワールト、ノリントン、ジンマン、アクセルロッド、ヒュー・ウルフ、メルクル、ウンジャン、ビシュコフ、尾高忠明、フェドセーエフ、タン・ドゥン、下野竜也、チョン・ミョンフン。
●12月の「第九」演奏会はノリントンが指揮する。
●最大の注目はロリン・マゼールのN響初登場だろう。10月にA、B、Cの3プログラムすべてを振る。[A]チャイコフスキー:組曲第3番より「主題と変奏」、グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲(ライナー・キュッヒル)、スクリャービン:「法悦の詩」。[B]ワーグナー~マゼール編「ニーベルングの指環」管弦楽曲集(言葉のない指環)。[C]モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」、ウェーバー:クラリネット協奏曲第2番(ダニエル・オッテンザマー)、ラヴェル「スペイン狂詩曲」&「ボレロ」。期待通り、サービス満点のプログラム。
●デュトワは12月のA、B、C。Aはストラヴィンスキー「夜鳴きうぐいす」&ラヴェル「子供と魔法」両作品の演奏会形式。
●4月のビシュコフはラベック姉妹と共演してリシャール・デュビュニョン作曲の2台ピアノと2つのオーケストラのための協奏曲「バトルフィールド」を日本初演。LAフィル、パリ管、ゲヴァントハウス管、スイス・ロマンド管の共同委嘱による作品で、昨年11月にビシュコフ指揮LAフィル&ラベック姉妹により世界初演されている。
●ソリストで目立ったところは、ポール・ルイスが2月にヒュー・ウルフとベートーヴェン「皇帝」。ヴィクトリア・ムローヴァが4月にピーター・ウンジャンとショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番。

February 25, 2012

ニッポンvsアイスランド、五輪予選etc

●まずU23の五輪予選のほうだが、先日のマレーシア戦の後、ライバルであるシリアがアウェイのバーレーン戦で負けてしまった。おかげでニッポンがグループ首位に。勝点差が3付いたので、一気に有利な状況に立った。ニッポンもシリアもそう簡単に残り試合を勝ち続けることはできないだろうと思っていたが、先にシリアがつまづいてくれた。もちろん、次にニッポンが負けてシリアが勝つこともありえるが……。
ニッポン!●で、フル代表のほうはまず親善試合でニッポンvsアイスランド戦があった。こちらは選手召集の事情でニッポンは国内組。まだシーズンオフなので、選手のコンディションは低い。この時期の代表戦は国内組とシーズン中の海外組とでかなりコンディションに差ができる。ところがアイスランドのほうも国内リーグはシーズンオフらしく、実力は発揮できなかったようだ。ニッポン 3-1 アイスランド。ニッポンのゴールは前田、藤本淳吾、槙野。
●いちばん盛り上がったのはアイスランドのスローイン。ソルステインソンが何度もハンドスプリングスロー(前転スロー)を披露してくれた。観客を喜ばせる以上の効果は何もないと思われる(笑)。こういう試合に必要なのは何かを心得ていて、大変すばらしい。ニッポンもネオローリングスローとかスカイラブハリケーンとかなにかできればよかったんだが……。
●29日のウズベキスタン戦では海外組も合流することに。宮市亮、乾貴士、李忠成、ハーフナー・マイクらも呼ばれる。宮市は見たいっすよね、19歳。

February 24, 2012

ヴァンスカ&読響、ハクビシン

●21日(火)はサントリーホールでヴァンスカ指揮読響。アホの「ミネア」(日本初演)、R・シュトラウス「ばらの騎士」組曲、ブラームスの交響曲第1番という、後にいくほど編成が小さくなるプログラム。アホの「ミネア」はミネソタ管弦楽団のために作曲された作品で、インドやアラブ、アフリカの音階やリズムを採用したという、管弦楽のための協奏曲。オーケストラの名技性と洪大な音響の快感に軸が置かれた作品で、作者の意図には反するかもしれないんだけどキッチュなテイストが魅力だと思う。しかし後半のブラームスが断然楽しかった。咆哮しない、透明感のある抒情的なブラ1。対向配置。チェロの首席にOEKのカンタさんが招かれていた。
●演奏会からの帰り道、ウチの近所でイヌでもネコでもない四足歩行の小動物がウロウロしているのを見かけた。何年か前に、ほぼ同じ場所でタヌキを見たことがあるのだが(あれは確実にタヌキだった)、シルエットからすると違う。暗くてよくわからなかったが、たぶん、ハクビシンじゃないだろうか。近寄る前に駐車場のクルマの下あたりに隠れてしまった。
●タヌキとハクビシンとアライグマとニホンアナグマの区別が付かないという方には「東京タヌキ探検隊!」のページがオススメ。このサイトを見ると、東京23区内にもタヌキやハクビシンはそこそこ生息しているのがよくわかる。

February 23, 2012

マレーシアU22vsニッポンU22@ロンドン五輪アジア最終予選

●五輪最終予選で現在のところシリアと勝点、得失点差ともに並び、総得点1の差で2位につけるニッポン。1位になれば出場権を獲得できる。2位だと二度のプレーオフを勝ち抜かなければならない果てしない遠い道のりが待っているので(選手の招集できるの?)、これに関しては事実上1位のみ突破くらいに思っている。
●で、マレーシアU22vsニッポンU22。得失点差の争いというと、大量得点が必要みたいな話になりがちなんだが、もう一昔前と違ってこの段階で大量得点なんてありえない。どこも強くなってきている。アジアではもっとも出遅れていた東南アジアですら、今やこのマレーシアのように若手から強化してきている。しかもアウェイなんだし2-0なら御の字、1-0でも勝てればよしとしよう、そんな気分でテレビに向かったら。なんと、4点差で勝ってしまった。ゴールは酒井宏樹、大迫勇也、原口元気、齋藤学。
●クアラルンプールのスタジアムの雰囲気がすばらしい。立派なスタジアムをサポーターたちが埋め尽くしていて、大変な盛り上がり。このノリって、ニッポンそっくりでは? しかしなぜマレーシアは敗退が決まっているのに(しかも五輪代表なのに)こんなにお客さんが入っているんでしょ。
●観客の後押しがあってマレーシアは序盤から積極的に前に出てきた。暑さの中、かなり飛ばしてきたっぽい。このオープンな戦いを挑んできてくれたことが、ニッポンの4ゴールにつながったんだと思う。早い時間帯にマレーシアがゴールしていれば、ニッポンも浮き足立ったかもしれないので(若いだけに)、彼らの戦略がまちがっていたとは思わない。それに、これが本来のサッカーなんだし。
●ニッポンは4-2-3-1で大迫(→永井)のトップ。原口元気、齋藤学、東慶悟、右サイドから上がってくる酒井宏樹ら、スムーズなボール回しからよい攻撃の形を何度も作っていた。暑さのせいか、ピッチ・コンディションのせいか、序盤からイージーにボールを失う場面も多いとは思ったが、そのミスに付け入るだけの攻撃力をマレーシアは欠いていた。特に初出場初ゴールの齋藤学はいいっすね。「愛媛のメッシ」って呼ばれてたそうだけど、今季は本籍のマリノスにローンから復帰する。シュート、ドリブルもいいが、前線からの守備でも光っていた。同じマリノス組では左サイドバックの比嘉はもうひとつ。無意味に難しいプレイを選択するのが気になった。
●シリアはこの試合の結果を知ってから戦えるんすね。うーん。今まさにバーレーンとシリアがガラガラのスタジアムで戦っている。アルジャジーラのネット中継で映像まで見れてるんだけど(ら抜き)、この記事を書いている時点ではバーレーンが1-0でリードするという展開。果たしてどうなるか……。

February 21, 2012

U23代表とフル代表

●テレビの録画済番組リストを見たら、ニッポンvsマレーシア五輪予選が入っていて、「あれ?試合終わったんだっけ!?」と思ったら、ずっと前に行なわれたホームゲームの再放送だった。番組情報見ても再放送なのか生放送なのか区別付かない自分に呆れる。本当のU-23マレーシアvsニッポン戦は明日。
●フル代表のほうは2月24日にアイスランドとのフレンドリーマッチを行なって、2月29日にウズベキスタンとワールドカップアジア3次予選第6戦を戦う(すでに両者とも最終予選への勝ち抜けを決めているが)。アイスランド戦のために召集されたニッポン代表は国内組で組まれたので若手の抜擢とベテランの復帰が目立つ。ウズベキスタン戦はどうするんすかね?
●ちなみに2月29日はFIFAの定めたインターナショナル・マッチデイではあるが、このインターナショナル・マッチデイにも2種類ある。一つはオフィシャル・マッチデイ、もう一つはフレンドリー・マッチデイ。これは各クラブが選手を代表に引き渡す期限が違う。前者は4日(異なる大陸への移動の場合は5日。日本人選手は大概こうなる)、後者は48時間前に選手を代表に渡さなければならない。実は2月29日というのはワールドカップ予選とはいえ、フレンドリー・マッチデイの設定。少なくともアイスランド戦を国内組で戦うことは前から決まっていた。
●FIFAのインターナショナルマッチデイについては2014年までの日程(PDF) が発表されていて、これを見れば代表戦がオフィシャル・マッチデイのほうかフレンドリー・マッチデイのほうかわかる。2012年のオフィシャル・マッチデイは8日、フレンドリー・マッチは3日設定されている。意外と少ないというべきか、こんなものというべきか。もちろん海外から選手を呼び戻さないのであれば、これ以外の日に試合をしてもいいわけだ。また、五輪予選はどちらのインターナショナルマッチデイでもないので、海外選手への拘束力はない。
●選手の受け渡しに関するレギュレーションはFIFAの Release of players for national association representative matches (PDF) に定められている。

February 20, 2012

ノセダ&N響でカゼッラ

●17日はN響定期にジャナンドレア・ノセダ登場。前半のマツーエフ独奏のチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番もあきれるほど豪壮な演奏で聴きごたえがあったが、注目は後半のカゼッラ(カセルラ)交響曲第2番ハ短調日本初演。1909年作曲なのに日本初演。100年放置されてまだ演奏されるチャンスがある交響曲というのもある意味スゴい。全5楽章で思い切り後期ロマン派スタイル。エネスコに献呈された作品なんだとか。随所にマーラー的な響きが聞こえてくる。「復活」パクり度はかなり高いが、ロシア音楽からの影響も垣間見え、ロシアに学んだイタリア人ノセダとしては共感度の高い作品なのかもと想像。終楽章でオルガンが加わって恥ずかしげもなく感動的なクライマックスを築く。饒舌さが楽しい。スクリャービンやラフマニノフの交響曲と同程度には演奏されていい気がする。
●NHKホールのお客さんの入りは良好。日本初演といっても、こういう作品なら喜んでもらえる。かなりブラボーもかかり、大喝采。
●開演前に「演奏は最後の余韻までゆっくりお楽しみください」といったアナウンスが2度あった。最近、曲が終わるやいなや激烈な反応が起きることが目立って増えていたので、苦情があったんだろうか? これはかなり慎ましい表現で、他のオケでは「拍手は指揮者が棒を下ろしてから」とはっきり伝えるところもある。「携帯電話やアラームを切りましょう」「補聴器にご注意ください」「場内で飲食はご遠慮ください」。客席側が望むようにアナウンスは増える。
●18日はLFJクラシック・ソムリエ・サロンとすみだトリフォニーの「ポッジャー祭り」を掛け持ち。すみだ→東京国際フォーラム→すみだと移動。ポッジャー祭りは2公演だけ存分に満喫。ソムリエ・サロンはLFJ公式ブログへ。

February 17, 2012

LFJ2012記者発表へ

LFJ2012記者会見
●今年もいよいよ「ラ・フォル・ジュルネ」のプログラムが発表された。記者発表は例年のように盛りだくさんの内容。オフィシャルっぽい話はLFJ公式ブログおよびTwitterアカウントLFJtokyoBLOGをご覧いただきたく。
●で、ここでは個人的雑感などを。まず、今回「サクル・リュス」(ロシアの祭典)ということでロシア音楽大特集なんであるが、プログラムを一通り眺めて思ったのは、「作品を聴く」という点で言えば、近年のLFJでもっとも新鮮味のあるプログラムになったかな、ということ。「ここでしか生で聴くチャンスはなかなかないだろう」っていう曲が多い。
●あとロシア音楽というテーマに近づきやすいとも近寄りがたいとも言いづらい気分を感じていて、この領域に対する思いは複雑。ポスターの6人、いるじゃないすか。あの中で誰がどうかっていうと、無条件で好きなのはストラヴィンスキーとプロコフィエフ。逆にすごく共感しにくいのはラフマニノフとショスタコーヴィチ。ラフマニノフがいちばんキツい。そういう自分から距離を感じるものをたくさん聴いてみたい。あとチャイコフスキーもオーケストラ作品以外はすごく遠い。「四季」なんて通して聴いたことはないし。
●なので、実際に聴けるかどうかは別として自分のぜひ聴きたいプログラム。まず、ラフマニノフの合唱交響曲「鐘」+「晩祷」抜粋(カペラ・サンクトペテルブルク、リス/ウラル・フィル)。こんな機会がなきゃ聴けないし聴かない。
●それからスクリャービンの交響曲第5番「プロメテウス」(リス/ウラル・フィル)。これは「照明付き」とだけあるので、色光ピアノ的なものを使うというわけではないのかもしれない。以前、アシュケナージ指揮N響で色光ピアノ的なものが再現されていたが、それに比べると「照明付き」というのは簡易な演出の可能性もあるが、もともと「いかがわしい」ものを聴きたいわけで、そこは演出次第でどうにでもなりうる。ある意味、賭け。
●ヴィシネグラツキーの「24の前奏曲」(伊藤恵&北村朋幹)。昨年、R・シュトラウスですばらしいデュオを聴かせてくれた師弟コンビが、なんと、ヴィシネグラツキーの「24の前奏曲」。これって2台ピアノの1台を四分音ずらして、1オクターヴを24の音で構成するってヤツっすよね?
●ピアノ・トリオ巡り。チャイコフスキー以来のロシアの伝統として、偉大な芸術家を悼んでピアノ三重奏曲を作曲するというものがある。チャイコフスキー、アレンスキー、ラフマニノフ、ショスタコーヴィチとピアノ・トリオ巡りができたらいいなあ。でも現実的にはこれは難度が高いと思う。
●室内楽は全般に魅力度が高い。アレンスキーのピアノ五重奏曲とかグリンカの大六重奏曲も聴いてみたい。アレンスキーのほうはいっしょにシュニトケのピアノ五重奏曲もくっついてくるのか……ふうむ。ショスタコーヴィチのピアノ五重奏曲はなんども演奏されるから一回くらいは聴けると信じたい。

February 16, 2012

「そらあるき本棚」の3冊

オススメの3冊●金沢21世紀美術館ミュージアムショップで、先月まで地元ガイドブック「そらあるき展」が開催されていた。そこで「そらあるき本棚」として、同誌に縁のあった執筆者がオススメの本を3冊紹介し、その本を展示するという企画があった。ワタシも参加していたのが、もう展示も終わったことなので、その3冊の選択とコメント文をここに再録。ただ好きな本を3冊選ぶのも芸がないと思い、音楽家を登場人物とするフィクションでまとめた。

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イアン・マキューアン著「アムステルダム」(新潮社)
カズオ・イシグロ著「充たされざる者」(早川書房)
クリストファー・ミラー著「ピアニストは二度死ぬ」(ブルースインターアクションズ)

音楽家を主要登場人物とした現代作家のフィクションから3冊を。「アムステルダム」はブッカー賞受賞作。「ヴォーン・ウィリアムズの後継者」を自認する保守的作曲家を描く。「充たされざる者」はイシグロ作品としては異例の前衛的作風を持つが、現実認識の不確かさ、アイデンティティの揺らぎといった得意のテーマは健在。「ピアニストは二度死ぬ」は自称天才音楽家のための架空ライナーノート小説。三作に共通するのは心地よいイジワルさ。

February 15, 2012

タイの日本人

●JFLの横河武蔵野FC移籍情報(←それ誰が知りたいの?)。10番を背負って華麗なテクニックを披露してくれたミッドフィルダー、高松健太郎選手がタイリーグDivision-2のアントーンFCへ完全移籍。そんな選択肢がありえたとは。タイのDivision-2というのはプレミアリーグ、Division-1に続くので、3部リーグということになる。
●JFLで30歳までプレイして、さらに海外へ。大変なことだと思う。健闘と幸運を祈りたい。高松選手は技術に関してはJリーグでも余裕で通用するレベルだった。彼に限らず、JFL(3部リーグ)には「どうしてこの選手はJリーグでプレイしていないんだろう」と思うような選手をときどき見かける。J2とJFLをわけ隔てる要素はなんなんだろう。フィジカルの強さなのか、運動量なのか、若年期の経歴なのか……それとも運なのか?
●ちなみにタイリーグには意外と大勢の日本人選手が移籍している。「タイプレミアリーグに行こう!」なんていうサイトもある。サッカーの世界は広い。

February 14, 2012

パラダイス・ド・ビリー

●12日(日)はMETライブビューイングの前に、NHKホールでベルトラン・ド・ビリー指揮N響定期へ行ったのだった。ウワサのド・ビリーが招かれるということで興味津々。しかもイザベル・ファウストの独奏でプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番まで。
●後半、ド・ビリーは天国的に長いシューベルトの「ザ・グレート」を指揮。これが出色の出来。その調子でじゃんじゃんリピートしてくれ!(してくれた)、なんなら終わってからもう一回1楽章の頭から夜を徹してやってくれ(くれるわけない)という心地よさ。しなやかで、清新なシューベルト。肩肘張った「ド根性熱血ザ・グレート」を憎悪する者にとっては、これぞシューベルト。弱音でもリズミカルで躍動感が失われない。強奏でも美しい。咆哮しない。
●録音で漠然とぜんぜん違った印象を持っていたんだけど、なんか違ってた。また聴いてみなければ、とりあえず録音でいいので。
●N響の12/13シーズンの指揮者陣が会場の貼り紙と「フィルハーモニー」誌(一部)に発表されていた。10月はA、B、Cともになんとロリン・マゼール。他にプレヴィン、エド・デ・ワールト、デュトワ、ジンマン、ビシュコフ他。詳細はまた改めて。近々記者会見あり。

February 13, 2012

METライブビューイング「エンチャンテッド・アイランド 魔法の島」

ミランダ(テンペスト)●METライブビューイングで「エンチャンテッド・アイランド 魔法の島」(←このカタカナの題名は要るの?)新作初演。この「魔法の島」というオペラはヘンデル、ラモー、ヴィヴァルディらのバロック・オペラ名曲に、オリジナルの台本を添えて構成した「パスティーシュ」……ということなんだが、これは想像を超えて今日的なオペラだった。というか、かつてこれ以上に今日的なオペラを見たことはない。
●指揮がウィリアム・クリスティで、ダニエル・ドゥ・ニースとかジョイス・ディドナートが歌うんだからバロック成分はすごく高いし、事実バロック・オペラの「パスティーシュ」なんだけど、もっと適切な言い方をすれば幕間インタビューで台本のジェレミー・サムズが話していたように、これは「マッシュアップ・オペラ」なんすよ。
●前に紹介したマッシュアップ小説に「高慢と偏見とゾンビ」ってあったじゃないすか。あれはジェイン・オースティンの「高慢と偏見」にゾンビ小説が紛れ込んでいた。同じように、「魔法の島」は「テンペストと真夏の夜の夢とヘンデルとラモーとヴィヴァルディ」みたいなシェイクスピアとバロック・オペラのリミックスなんである。だから、もちろんスゴく笑える。笑いどころは本当にたくさんあるんだけど、最大の見どころはネプチューン役のドミンゴが宙吊りの人魚数名を侍らせながらヘンデル「司祭ザドク」とともに大仰に登場する場面。抱腹絶倒。お腹痛い。
●ドゥ・ニースの役は妖精アリエルでティンカーベルが少し入っているキャラで、一言でいえば「ドジっ娘魔法使い」。くらくらするほどかわいい。
●舞台は「テンペスト」の孤島。ドジっ娘妖精アリエルが主人プロスペローの娘ミランダの結婚相手を捕まえるために魔法で船を難破させる。でもこれに失敗して「真夏の夜の夢」の2組の恋人が流れ着いてしまって大混乱。アリエルは失敗をつくろうために海神ネプチューンに助けを乞う。人魚連れで派手に登場したネプチューンは「お前は神のおれに指図するのか」と最初は怒るが、「いやー、すまんすまん、年をとったら怒りっぽくなって」とか機嫌が急に変わって、うっかりすると自分が海神であることも忘れかけてそうなくらい耄碌気味。アリエル「あなたのイルカと一緒に泳いでもいい?」ネプチューン「ああ、いいよ……見つけられたらな。そんなのいたっけ?」……(←記憶だから少々違うかもしれないけど)、こういう筋のポストモダン小説っていかにもありそうじゃないすか、ニューヨークの書店に山積みになって。
●いかに同時代的なオペラを新たに書くか。フツー、それは現代の音楽を作曲することを意味する。でも待てよ、音楽は古い(バロックの)曲をリミックスして、台本のほうを現代にふさわしいものにすればいいんじゃないか。そういう発想がありえたわけだ。そしてこれは大成功している。メットのお客さんは大喜び。だよなあ。見たいもの聴きたいものが無節操に詰めこまれている。豪華な舞台、見ているだけで楽しくなる衣装、歌手もステキだし、曲は最上の美しさ、そして台本はあらゆる名作オペラから数万光年彼方の同時代性を持っている。これこそが本物のオペラじゃないか。そう叫びたくなる。こんなものはオペラじゃないという声も山のようにあるはずだけど。
●~2月17日(金)東劇他で上映中。

February 10, 2012

J SPORTSのFOOT!

●今テレビでBSやCSのサッカー番組を検索すると、ほとんど無数といっていいくらいの番組がヒットする。NHKのBSだけでもそこそこ充実しているうえに、民放の無料番組だけでも結構な数がある。昨年「毎週録画して毎週削除する」だけの状態だったWOWOWを解約してしまったのだが、それでも(録画中継でよければ)すごい供給量。
●で、そんなの全部見てられないから、なにかいいハイライト番組でもないかなあと思っていたら、ちゃんとあるんすよね。月曜から金曜までJ SPORTSで放送される FOOT!。これ、有料契約がないと見れないのかと思ってたんだけど(ら抜き)、無料放送もあるじゃないすか。各曜日ごとに内容が異なってて、基本的に月曜と火曜の放送を毎週自動録画しておけば、ヨーロッパ主要リーグのハイライトは追いかけられるっぽい。なんてありがたいの。録画した試合を結果バレしてしまうという危険性は常にあるものの、それにしても便利だ。今頃この番組に気がついたんだが、遅すぎ?

February 9, 2012

オバチャンの正体

●いつも大声で独り言をしゃべりながら往来を歩くオバチャンがいる。いや、おそらく独り言ではないんである。話しぶりからすると、会話相手はいる、見えないだけで。生き生きとした話しぶりで、明らかにだれかに向かって話しているふうなのだ。
●「ねえ、あんた、本当にあたしの話、聞いてるの?」
「ああ、聞いてるよ、隣んちの奥さんが人の悪口ばかり言っててイヤんなるって話だろう。それだったら、前にも言っただろう、あそこんちとは付き合うな。最初っから、話さなきゃいいんだ」
「違うんだよ、何度いったらわかるんだ、あたしはねえ、あんたにあたしの話を聞いてほしいんだよ。別に解決策を相談してるんじゃないの。ほぉそうなんだそりゃお前も大変だねえって、ふんふん言いながら相槌を打ってくれりゃあいいんだよ」
「じゃあ別にオレが話を聞いてなくたって一緒じゃねえか。お前が困ってるからマジメに解決してやろうとしてるんだよ」
「そうじゃないんだよ、どうしてわかんないのかねえ、男の人は。あたしはただ話を聞いてほしいんだって言ってるじゃないのさ。それで気が済むんだから、愚痴の一つや二つ、黙って聞いてくれたっていいじゃないの」
「わかった、だったらこうしようじゃねえか。なあ、ここでオレがいちいち相槌を打たなくても、代わりに杓文字を立てておいてもお前は困らないよな。話を聞いてやるだけなら杓文字だって柄杓だっていいわけだろう? 意見してほしいわけじゃないんなら、オレじゃなくてもヒトじゃなくてもいいんだよ。だからこれからは杓文字に向かって話せ」
「……」
「っていうかよ、杓文字じゃなくてもいいわけだ。空気ならどうだ。空気は黙ってお前の話を聞くぜ? だからな、たった今から、このあたりの空気をオレだと思って話せ。いくらでもお前の話を聞いてやるから。ここにあるのが空気であり杓文字でありオレだ。わかったな。さあ話せ」
●あのオバチャンが大声で独り言を話しているのは、きっとそんな顛末があったからだと踏んでいる。

February 8, 2012

とりぱん 12 (とりのなん子)

とりぱん 12 ●おっと、これもう年末に出ていたのか、「とりぱん」12巻、ようやく読んだ。東北を舞台に、野鳥たちに並んで金魚や昆虫、犬猫などさまざまなケダモノライフを描くこのマンガ、不思議とネタが尽きることなく快調に続いている。スゴい創作力。今回いちばんウケたのはコガモたちの生態かなあ。
●カモはいいっすよね、カモは。かわいいし、美しい。それでいて可笑しい。そしてときにはおいしい。カモ、ラブ!
●これ読んだ影響で、さっそく公園に出かけてしまうわかりやすい自分。都内もこの時期、公園の池には大勢のカモたちがやってくる。オナガカモが多い。キンクロハジロもいる。カルガモは渡らないので年中いる。少数派としてはハシビロガモのつがいが一組。カイツブリも健在。といったあたりを観察して満足する。ゴイサギ、カワウも見かけた。
●カモって飛ぶんすよね、あんな丸っこくてヨタヨタした感じなのに、いざ飛ぶとなったら猛烈に飛ぶ(渡り鳥だし)。泳げて、飛べて、しかもそこそこ歩ける。水陸空自在な最強鳥類なのに、ちっとも万能性を感じさせないところが好き。
●今回違う絵柄の描き下ろしマンガ「るりさんとめるりさん」が載ってて、これがまたいいんだな、繰り返して読みたくなるくらいに。

February 7, 2012

シリアU22vsニッポンU22@ロンドン五輪アジア最終予選

シリア●負け戦を振り返る。U22のシリアvsニッポン
●グループ1位のみが本大会に出場する五輪予選。シリアの政情不安のためライバルとのアウェイ戦といういちばん厳しい試合を隣国ヨルダンで戦うことになった。がらがらのスタジアム、アウェイのプレッシャーはない。ニッポンには有利に働いたはずだが、ふたを開けてみればほとんど防戦一方の苦しい試合に。
●シリアは落ち着いてボールをつないでくるのに対し、ニッポンはボールを保持できず攻撃を組み立てられない。劣悪なピッチがパスミスを誘発。これは互いに同条件ではあるのだが……。ニッポンはスピードのある永井をトップに置く布陣。しかし前半18分に山崎亮平が負傷退場して、大迫に交代。トップに入った大迫は予想以上によい出来。視野の広いプレイを見せてくれた。
●前半18分の失点はフリーキックから。ゴール前の競り合いで大迫が頭でボールをすらして、これがオウンゴールに。これは不運。前半46分ほとんどチャンスのなかったニッポンが、大迫のスルーパスから永井がスピードを生かして抜け出て、冷静にコースを狙ってシュート。1-1。内容が悪いだけに、この時間帯での同点弾は大きい。
●こういった試合の場合、後半によくある展開としては、前半から飛ばしてきた相手の足が徐々に止まり、時間とともにニッポンがゲームを支配するというパターン。しかし後半になってもやはりシリアペースは変わらず。たしかに相手は飛ばしてきたんだろうが、こちらがボールを回していないのだから、向こうもそうそう運動量が落ちない。アルスマは脅威。後半30分に山村を下げて扇原を入れて中盤を立て直すことにある程度成功したが、それでも落ち着きのないプレイが多すぎて相手を崩すには至らず。
●勝点でリードしているのでこのまま引き分けで十分という試合だったが、後半45分、クリアボールを思い切り蹴ったアルサリフのロングシュートが、ドライブ回転しながらゴールキーパー権田の頭を越してゴールに突き刺さった。練習でもまず入らないだろうというシュート。権田に止めるチャンスはあったとは思う。1-2。そしてお約束、触っただけで転げまわる中東のキーパー。でもこの時間稼ぎにいつもほどは腹は立たない。試合内容からいって勝者にふさわしいのはシリアだから。シリアの監督は「日本はシリア以上にいいプレーをした」と話したそうだが、まったくそうは思わない。
●さて、これでニッポンとシリアは勝点で並んだ。得失点差も同じ。総得点でシリアが1位に躍り出た。レギュレーションでは勝点、得失点差、総得点の順で優先される。もう直接対決はなく、互いにマレーシア戦とバーレーン戦を残している。両方ともすんなり残り2戦を連勝して得失点差の争いになるだろうか。そうかもしれない。マレーシアがどちらかに大量得点を許してしまえば、それが決め手になる。でもマレーシアもここまで勝ち上がってきているんだから、そう楽には勝たせないはず。両者とも引き分けたり負けたりする可能性もかなりあると見ているので、現時点ではまったくの五分に並んだと見ていいのでは。

February 5, 2012

ナントでラ・フォル・ジュルネ開催

●ナントのラ・フォル・ジュルネは今まさに開催中。今日が閉幕日かな。公式ガイドブックや音楽誌他のために日本からも取材陣が訪れている。LFJ公式レポートブログも快調に更新されているので、ぜひご覧いただければ。ちなみに現地はかなり寒くなっているようで、雪が積もったとか。
●例によって arte.tv (映像)と france musique (音声)で公演の模様をオンデマンドで楽しめる。arte.tvでストラヴィンスキーの「きつね」をやってるル・バルコンっていうアンサンブルはなに?
●やはりテレム・カルテットが出演しているんすね。バラライカ、バヤンらによるロシア民族楽器カルテット。テーマが「ロシアの祭典」だからきっと活躍すると思ってた。

February 3, 2012

ゾンビと私 その22 NHK「ヒューマン なぜ人間になれたのか」

●前回、「ウォーキング・デッド」について書いた。その後しばらくして、たまたまNHKの「ヒューマン なぜ人間になれたのか」というドキュメンタリーを見た。これは鋭いっすよ。どうして地球上にこれだけヒト、つまりホモ・サピエンスが広がったかという話。それなりに賢くて強いライバルはたくさんいたのに。
NHK「ヒューマン なぜ人間になれたのか」●興味深かったのは、他の霊長類との比較。ゴリラの生殖間隔は4年、チンパンジーは5年、オラウータンにいたっては8年だという。この間、母親はずっと子にお乳を与えている。これに対してヒトは一年だ。繁殖のスピードがぜんぜん違うんである。この旺盛な繁殖力により、ヒトは世界に広がった。オラウータンはヒトをわれわれがネズミを見るかのような目で見ていたのかもしれない。ネズミ算ならぬヒト算。人類増えすぎ。アフリカの大地だけじゃ到底ヒトをまかないきれず、ヒトはすさまじい勢いで地球上に広がった。
●さて、そしてヒトの多くはゾンビになってしまったわけだ。「ウォーキング・デッド」の先々のシーズンの展開がこれである程度、予想できないだろうか。つまり、ゾンビをヒトに戻すような都合のいいワクチンなど開発されないとして(そのはずだ)、このまま多数のゾンビvs少数のヒトの戦いが続いた場合、勝者はどちらか。
●もちろん、ヒトなのだ! なぜならゾンビは繁殖できないから。ヒトは繁殖する。ヒトのうち、かなりの程度はゾンビになってしまうだろう。しかしヒトがゾンビを倒した場合、確実にその数だけゾンビは減る。ヒトのゾンビ化率<ゾンビ撃退率+繁殖率を考えて、右辺が大きくなるように保てさえすれば、いずれ地球はふたたび人類がゾンビを圧倒するようになる。どれくらいの時間がかかるかはなんともいえないが、あれだけ地球がゾンビに覆われても、それでもゾンビは不利だ。
●ただし、ヒト側も現時点で手にしているリソース、ガソリンであるとかクルマ、ミネラルウォーターや加工食品、現代文明が作り出した道具類等々をいったんは失ってしまうだろう。文明を維持するには、あまりにヒトは減りすぎた。最悪、石器時代からやり直しの可能性すらありえる。そうなった場合、今度はヒトの敵はゾンビ以上に大型の肉食動物(本来の捕食者たちだ)になるという展開はありうる。「ウォーキング・デッド」シーズン256くらいまで続くと、案外絵面は「はじめ人間ギャートルズ」みたいな感じになってて、主人公の子孫たちがマンモスを追いかけているのかもしれない。え、ゾンビ?そういやそんなヤツ昔いたっけなあ、みたいな。

February 2, 2012

ORF/LFJ

●ORFのオンデマンドで聴けるヘンゲルブロック指揮北ドイツ放送交響楽団、ライスハレでのライブ。後半のハイドンの交響曲第104番「ロンドン」が強烈すぎて笑ってしまった。この終楽章、なんなの?(笑)。例によって期間限定公開、たぶん日曜まで。
●↑このページを見るとドイツ語での第104番の愛称は「ザロモン」なんすね。
●2月1日よりナントのラ・フォル・ジュルネ開幕(ワタシは今年は行きません)。france musique の特設ページができている。オッコ・カム指揮ラハティ交響楽団なんていうのがあるんすね。なんだ、このニコラス・アンゲリッチのブラームス:ピアノ協奏曲第3番ってのは。作品26ってピアノ四重奏曲第2番か。でもそれロシア関係あるんだっけ。(→プロコフィエフをブラームスって誤植したのか!)

February 1, 2012

「N響アワー」から「ららら♪クラシック」へ

●「N響アワー」が3月で終了することを惜しむ声、多数。たしかにTwitterを見てても、「N響アワー」の放送時間になると大勢の方々がこの番組を話題にする。生中継でもないのに、これだけリアルタイムで反響があるというのはスゴいなあと思っていた(Twitterでみんながいっせいに盛り上がるのはテレビ。SNSはテレビが依然娯楽の王様であることを教えてくれる)。
●「3月で終了の長寿番組 N響アワーの次は、石田衣良が登場!」(ザ・テレビジョン)ということなので、クラシック番組がなくなるわけではなく、「ららら♪クラシック」が新たにスタートする。今のところワタシの周囲からはこの番組への期待の声はあまり聞こえてこないのだが、決して侮れないと思う。司会が誰であろうと番組の企画構成次第なわけだし。
レレレ●新番組のテーマ曲はなんすかね。もしこれが「れれれ♪クラシック」だとしたらテーマ曲はオネゲルの「3つのレ」かなと思うんだけど。
●「げげげ♪クラシック」でもいい気がする。

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