December 3, 2013

バイエルン国立歌劇場の日本向け時差配信に少しだけアクセスしてみた

先日ご紹介したバイエルン国立歌劇場の日本向け時差配信、R・シュトラウス「影のない女」、どれくらいの人数がアクセスしたんすかね。できることなら19時からがっつり見たかったのであるが、結局2幕の途中からかろうじてアクセス。きちんと鑑賞する時間が取れなかったので、配信の様子を確認した程度。字幕は英語のみだった模様。クォリティはLow、High、HDの三段階。Highでつないだところでは、画質はブラウザ内で見る分には十分、最大化するにはやや苦しい。ウチのADSL環境ではHDだと紙芝居状態に。Highでも最初は問題がなかったが、途中から数秒フリーズをなんどか繰り返したので、やむなくLowに変更。
●こうしてみると、ベルリン・フィルのデジタルコンサートホールはまったく同じPC環境でもクォリティが高いし、音質面でもかなり優位があるなあ、とも思うが、なにしろバイエルン国立歌劇場のほうは無料配信なんだから比較するのは無茶な話か。キリル・ペトレンコ指揮のオーケストラは十分魅力的だし、次回があるならまた試してみたい。
●この時差配信に関しては、19時よりも20時とか20時半スタートがいいんじゃないかな。以前にも書いたように、「コンサートの19時開演は早すぎる」という意見はあまり真に受けないようにしているのだが(むしろみんな帰りが遅くなるのを嫌がる)、自宅からアクセスする配信に関して話は別。なぜなら、多くの場合、職場からコンサートホールよりも自宅のほうが遠いし、帰宅したらまず食事になりそうなもの。終演後に電車に揺られて帰宅する必要はないので、遅くなるほうの心配はそんなにいらない。コンサートの時間に合わせるというより、テレビのゴールデンタイムに合わせる発想でいいのでは。

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