February 5, 2015

「ダンジョン飯」1巻(九井諒子著/ビームコミックス)

●待望のKindle for PCがリリースされたので、さっそくWindowsにインストール。これでさらに便利になりそう。
「ダンジョン飯」1巻●で、ウワサの「ダンジョン飯」1巻(九井諒子著/ビームコミックス)だ。読んだ。もうわかる! これはわかりすぎるくらいわかる。パーティを組んでダンジョンを潜る冒険者たちという、RPGの基本設定に説明が要らない人向けの一冊だが、可笑しすぎる。みんな、ダンジョン、潜るじゃないすか。じゃあ、メシはどうしてんの? 弁当とか携帯食料とかもあるだろうけど、倒したモンスターを食えばいいんじゃね? 食費もかからないし。っていうわけで、魔物たちの調理法まで詳しく解説した実践的なグルメ・コミックがこれ。ポポーンと膝を打つ。
●主人公たちのパーティが食い物に困ってると、魔物料理を研究して10年とかいうヘンなドワーフのおっさんがやってきて、あれこれ教えてくれるんすよ。たとえば、「大サソリと歩きキノコの水炊き」とか。材料(3~4人分)として、大サソリ一匹、歩きキノコ一匹、お好みで干しスライムとか必要なので、その辺で魔物を倒して調理するんだけど、これがなかなかうまそう。絵柄を見ると、ポン酢とか醤油とか欲しくなる。鍋っていいよね。みんな、すごくおいしそうに食べてる。
●昔、スーファミで「ダンジョンマスター」っていう名作があって、冒険者はダンジョン内で食料や水を調達しなければいけないというリアリズムが採用されてて、しょうがないからブロッコリーみたいな不味そうな化け物を倒して食べてた。あの時代にこの本があればダンジョン内でもっと豊かな食生活を送れたのになあ。

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