
●4日午後は東京文化会館の2026年度主催事業ラインアップ記者発表会へ。5月より文化会館は工事休館に入るわけだが、主催事業は都内各所で継続して開かれるということで、その概要について野平一郎音楽監督(写真)らが登壇して語ってくれた。代替となる会場は多岐にわたっていて、たとえば8月の東京音楽コンクールの本選および優勝者&最高位入賞者コンサートは東京芸術劇場、第2次予選はすみだトリフォニーホール小ホールで開かれる。プラチナ・シリーズやシャイニング・シリーズは浜離宮朝日ホールやサントリーホール ブルーローズへ。
●で、目玉公演ともいうべき野平一郎プロデュース「フェスティヴァル・ランタンポレル」は27年2月24日から3月1日に浜離宮朝日ホールで開催される。3年目を迎える同音楽祭は、現代音楽を限られた専門的な聴衆だけのものにするのではなく、幅広い聴衆に足を運んでもらうことを目的としている。少し先の話になるわけだが、チェコの作曲家オンドレイ・アダメクが来日する。今、大活躍中の人みたい。たしかベルリン・フィルの委嘱作がDCHで紹介されていたと思う。本人のビデオメッセージが流され、かつて京都にもしばらく滞在していたことがあるそうで、演奏される作品のなかには Imademo(今でも)という日本語由来の曲名があった。アダメクとドヴォルザークを組合わせたプログラムなどが用意される。また、現代音楽と無声音楽のコラボレーション「IRCAMシネマ」では、パーカッションのイサオ・ナカムラが出演。
●休館中の音楽資料室の話はどれくらい知られているだろうか。この4月より休室となり、夏以降に移転して再開する。移転先は青海フロンティアビル。
●今回の大規模改修工事に伴う長期休館だが、いつから休館するかははっきりしているが、どんな資料を見てもいつから再開するのか、明確に書かれていない。東京都のサイトには休館期間が令和8年5月7日~令和10年度中(予定)と記されている。再開日について質疑応答で尋ねてみたところ、工事の入札がこれからなのでまだ確定していないという話だった。
March 5, 2026