December 4, 2013

2014年 音楽家の記念年

●そろそろ来年の音楽家の記念年について。
2013年はヴェルディ、ワーグナー、ブリテン、コレッリ、アルカン、「春の祭典」初演等々、やたら豊作だったが、2014年は地味めなラインナップになる(一般的な知名度という意味で)。主な人を以下に。

[生誕100年]
伊福部昭(作曲家)1914-2006
小山清茂(作曲家)1914-2009
早坂文雄(作曲家)1914-1955
アンジェイ・パヌフニク(作曲家)1914-1991
ラファエル・クーベリック(指揮者)1914-1996
キリル・コンドラシン(指揮者)1914-1981
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮者)1914-2005
フェレンツ・フリッチャイ(指揮者)1914-1963
アルヴィド・ヤンソンス(指揮者)1914-1984
ホルヘ・ボレット(ピアニスト)1914-1990
ポール・トルトゥリエ(チェリスト)1914-1990
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(歌手)1914-1974

[没後100年]
アナトリー・リャードフ(作曲家) 1855-1914

[生誕300年]
クリストフ・ヴィリバルト・グルック(作曲家)1714-1787
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(作曲家)1714-1788
ニコロ・ヨンメッリ(作曲家)1714-1774

[没後300年]
竹本義太夫(義太夫節創始者)1651-1714

[生誕400年]
八橋検校(近世箏曲開祖)1614-1685

[備考]
リヒャルト・シュトラウス(1864–1949) 生誕150年

●どうすかねえ。C.P.E.バッハ&グルック・イヤー……。あるいは伊福部昭イヤーか。数年前から生誕100年の欄に名指揮者や名演奏家の名前が増えてきた。そういう時代に到達。ジュリーニやクーベリックと並んでフリッチャイの名があって一瞬えっ?と思う。フリッチャイは早世しているので、彼らと同時代の人という感じがしない。
●こういうときは100年単位ではなく、50年単位に刻んで記念の年に注目しようという人が出てくる。リヒャルト・シュトラウス生誕150年とか。2012年のドビュッシー生誕150年みたいに。でもなー。「150年」なんてぜんぜんちょうどじゃないし。50年単位まで言い出すと、生年と没年で25年に1度の割合で記念の年ができてしまうわけで、別の言い方をすればほぼ25人に一人が記念の年に該当しちゃうというインフレ状態。
●ちょうど100歳の年に亡くなると、生誕100n年と没後100n年の年が重なってしまって損だ。しかしそこでがんばって101歳まで生き抜いても、「えっ、去年生誕100n年やったばかりなのに、今年また没後100n年って言われても困る!」みたいな事態になるかもしれない。エリオット・カーターみたいに103歳、104歳の年まで生きたほうが将来の作品受容という点でお得だねっ!

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