Uselessの最近のブログ記事

May 14, 2019

「いらすとや」素材に見る作曲家ヒゲ進化論

●図1 黒ひげ種

左よりビゼー、ドヴォルザーク、スメタナ。次第に退色してゆく様子が観察できる。ひげと頭髪のボリュームに負の相関がうかがえる。

●図2 白ひげ種

左よりリムスキー=コルサコフ、ブラームス、サン=サーンス。白ひげの色調に個体差は見られないが、形状の変化が観察できる。丸形の第一形態、尖角を持つ第二形態、先端が二方向に分岐した第三形態。

●図3 かつら種
bach_i.gif
左よりバッハ、ヴィヴァルディ、ヘンデル。バロック期に多く観察されたが、生態環境の激変により短期間で大きく個体数を減らした。白色かつらのボリュームが増えるにともなって、権勢を増したという説あり。

April 23, 2019

寄生虫ダイエットとマリア・カラス

●つい先日、「寄生虫でダイエット効果 世界初証明」というニュースがあったが、この見出しを目にした人の多くがマリア・カラスを連想したにちがいない。群馬大と国立感染症研究所の研究グループが、体内に特定の寄生虫がいると体重が増加を抑えられることをマウスを使った実験で明らかにしたという。はたしてこの寄生虫が人間にも有効なのかとか、健康に害はないのかとか、このニュース自体もいろんな関心を呼ぶとは思うが、それはさておき、マリア・カラスだ。通説では、体重100kgを超える巨体歌手だったマリア・カラスは、体内でサナダムシを飼って、一年間で55kgにまで減量したということになっている。昔、この話を聞いて最初に感じたのは、そんなことができるのかという驚愕と、だったら他の歌手たちもこぞって寄生虫ダイエット法を実践しそうなものだがどうなんだろうという漠然とした疑問だった。
●古い本だが、カラスの元夫であるメネギーニが書いた「わが妻マリア・カラス」下巻(音楽之友社)では、「鯨から蝶へ」と題した一章を割いて、カラスのダイエットについて記している。メネギーニによれば、1951年12月にカラスがスカラ座から初めて呼ばれたときは95kgの体重だった。それが3年後のシーズン・オープニングでは、そこから30kg体重を落としていたという。このダイエットはセンセーションを巻き起こし、女性たちからダイエットの秘訣を教えてほしいという手紙が殺到し、ダイエット法を独占契約したい企業は天文学的な契約料を提示してきたとか。で、メネギーニはサナダムシ・ダイエットをあっさりと否定している。

ある者に至っては、彼女がスイスの有名な医者のもとに行き、この医者がさなだ虫を身体の中に入れる事を勧めたなどとも言った。そしてマリアは、シャンペンの中にこの「痩せ薬」の寄生虫を入れて飲み込んだというのであった。全くこれは馬鹿気た、そして信じられないような話である。

だよね。そして、同じ章で別の形でサナダムシの話が出てくるのだ。あるとき、カラスはトイレでサナダムシを排出してパニックになってメネギーニを呼び、それから医者に診てもらって、薬でサナダムシを駆除した。すると、その直後からどんどんと体重が減り始めた。それまでずっと肥満に悩み、炭水化物を減らして肉と生肉、野菜中心の食事をしてもなんの効果がなかったカラスが、これを機に奇跡的に痩せ始めた。カラスとメネギーニは寄生虫を駆除したから痩せたという結論に達した。
●まあ、メネギーニが書いていることをどこまで信用できるのかという疑問も大いにあるが、少なくとも彼は寄生虫ダイエットを否定していたわけだ。そして、このエピソードについてなにより印象深いのは、メネギーニが本まで書いて否定しているのに、「カラスは寄生虫でダイエットした」という話がここまで世界中に広まり定着したということ。これはいったん広まったウワサ話の強度を示しているのか、それともメネギーニの言うことなんてだれも耳を貸さないということなんだろうか。

November 28, 2018

インフルエンザ予防接種2018

注射器
インフルエンザの予防接種を打ってきた。
●今年のワクチンは、ほどよい刺激の後に柔らかな肌当たりが続くエレガントなフルーティさで、50年に一度の傑作と言われた2013年に匹敵するタフな出来ばえ。

November 8, 2018

グレグレグレの歌スタンプラリー

●昨日書いたように、2019年はシェーンベルクの大作「グレの歌」を首都圏で3つのオーケストラがとりあげるという、まさかの事態になった。読響、都響、東響、3団体の渾身の「グレ」祭り。もうこれはどう考えても「グレグレグレの歌スタンプラリー」をやるしかない。スタンプは作曲者の自画像をモチーフにこんな感じの図案でどうか。

●2019年3月14日 シルヴァン・カンブルラン指揮読売日響、新国立劇場合唱団他(定期演奏会)
https://yomikyo.or.jp/concert/2017/12/586-1.php
schoenberg1.gif

●2019年4月14日 大野和士指揮東京都交響楽団、東京オペラシンガーズ他(東京・春・音楽祭)
http://www.tokyo-harusai.com/program/page_6052.html

●2019年10月5日&6日 ジョナサン・ノット指揮東京交響楽団、東響コーラス他(ミューザ川崎シンフォニーホール開館15周年記念公演)
https://www.kawasaki-sym-hall.jp/news/detail.php?id=1015

●シェーンベルク、なかなかの男前だぜー。

October 24, 2018

自然のめぐみをいつでもおいしく

●よくグラノーラを食べるのだが、いつも同じものばかり食べているとあっという間に飽きてしまう。あるとき、通販サイトで「グラノーラ」で検索すると、見たことがないパッケージの「フルーツいっぱいグラノーラ」がヒット。おっ、新製品なのか。「自然のめぐみをいつでもおいしく」というキャッチ。これはいい。ショッピングカートに放り込む瞬間、ちらっとパッケージに「毛玉ケア」と書かれているのが目に入る。なんだろ、毛玉って、まあいいか……と思ったところで気づいた、「うさぎ元気」の文言に。ウサギ用かよっ! ポチッ(しません)。
●一時期、ミューズリーも常食していた。よく「鳥のエサ」みたいといわれる、焼く前の状態のグラノーラ。いろんな種類を食べたけど、ボソボソ感が強すぎてイマイチ定着させられず。腹持ちがよくて、ダイエットにはすごくいいと思うんだけど。

May 18, 2018

夢のなかのスタジアム

bus_in_dream.jpg
●先日、本当に見た夢の話だ。ワタシはフランスを訪れており、バスに乗っていた。すると、次の停留所が「ムサシノ・リクジョー・キョギジョー」みたいな発音でアナウンスされた。あ、これって武蔵野陸上競技場のことか。そうそう、あのスタジアムって東京とフランスの境目にあるから、フランス側にもバスが通っているんだった。「次止まります」とフランス語で書いてあると思しきボタンを押して、バス停で降りる。すると、人気のない昼間のスタジアムに着いた。フランス人たちがぽつぽつとまばらに立っている。ここはまだフランス国内なのだ。巨大なコンクリートの柱の足元を歩いていると、いつの間にか国境を越えたらしく、日本の風景に変わった。日本の子供たちが野原で遊んでいる。へえ、ここからだと簡単に帰国できて便利じゃん。パスポート見せずに通ってしまったけどいいんだろうか。ま、いいか、帰国できたわけだし。このバスで帰国するルートはとても便利だ。飛行機を使わずに済む。このお得情報はぜひブログで紹介しよう。いや、待て待て。フランスと日本が地続きになっているわけがないじゃないの。そうだ、これはただの夢だ! なんだ夢かー。せっかくブログのネタにしようと思ったのに、これじゃあ使えない。

March 2, 2018

大見出しにワグネリアン

競馬
●駅でだれかが広げたスポーツ新聞にでかでかと「ワグネリアン」と書かれているのが見えた。なんだ、なんだ、どこかの狂信的なワグネリアンが事件でも起こしたのか、それとも大人気の芸能人かだれかが「実は私……ワグネリアンでした」とカミングアウトしたのか。んなわけない。ワグネリアンというのは競走馬らしいんである。
●競馬のことはまったく知らないのだが、そういえば他にもワーグナー関係の名前を持つ馬がいた気がする。マチカネタンホイザとかローエングリンとかマイスタージンガーとかいたんじゃなかったっけ。なぜワーグナー関連の馬の名前が多いのか。ヴェルディやプッチーニにちなんだ馬の名前はあるのだろうか。
●わからないことだらけなので、とりあえず競走馬「ワグネリアン」をググってみた。すると、血統表が出てきたではないか。ワグネリアンはディープインパクトとミスアンコールの子、そのディープインパクトとミスアンコールはそれぞれだれの子で……といったように、なんと、5代前まで遡って全データが公開されている。すごくないすか。5代前ってことは、2^5=32で、32頭の名前があるってことなんすよ。ひるがえって、自分。いったい何代先まで遡れるのか。2代前(つまり祖父祖母)の4名はわかるにしても、3代前の8名となったらどうか。8人中何人の苗字を言えるだろうか。たとえばここに外国人の名前が入っていたとしても、自分は知らないわけだ。「ワグネリアン」の血統は5代も完璧にたどれるのに、3代前の8人の名前を言えないワタシ。「どこの馬の骨ともわからない」のはこっちのほうだ。

February 15, 2018

手作りチョコ2018

●今年のカカオ、豊作だといいなあ。
cacao2018_1.jpg
●完熟したよ、カカオ! 収穫、収穫♪

●さー、作っちゃうよ~、手作りチョコ。あたしンちのカカオ、最高においしいよ~。

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうちUselessカテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリはNews2015です。

次のカテゴリはworldcup2006です。

最新のコンテンツはインデックスページへ。過去に書かれた記事はアーカイブのページへ。

2019年5月: 月別アーカイブ

ショップ