2002年12月アーカイブ

December 30, 2002

小澤のミリオンセラー

「第9」も順調!小澤CD100万枚突破、なんだそうである(なんとスポニチの記事だ)。よく読むと「ニューイヤー・コンサート」が80万枚超、新譜のベートーヴェン「第九」が20万枚を突破ってことで100万枚でミリオン・セラー達成。いやあ、これ、びっくりしませんか。世の中、クラシック音楽を聞く人はこんなにいるのかあ。「合わせて100万」が意味レスとしても、小澤征爾に対して少なくとも80万人のCD購買者がいるってことだもんなあ。どんな世界でもこりゃベストセラーの部数っすよ。ポピュラー音楽であろうが、本であろうが、それどころかゲームであろうが。

December 26, 2002

師走疾走

●ああ、今年のマイベスト・ディスクを振り返りたいなどと思ったりするが、ちっとも終わりが見えない仕事の山と格闘している自分的ダメ度の高さに眩暈、今日の天皇杯準々決勝などワープしても辿り着けない並行宇宙の彼方のできごとであると確信、たまたま通りかかったゲームショップのゲームキューブ版「ゼルダ」の夢幻的絵画的美しさと音楽の素晴らしさに胸を打たれ、「ファミ通」のクロスレビューで40点満点は今年の十大ニュースに入るのかどうか悩みながらも、でもゲームキューブなんて買わないよフンと鼻で笑ったりしながら内心任天堂恐るべしとドギマギしている年末の光景は、まさに日本の師走であり、なぜ今そこで新品のファミコンが売られているのかと考えながら、見つめた画面に映っていたのは世界一カメを踏んだ男、マリオ。(12/26)

December 24, 2002

「六月の勝利の歌を忘れない 日本代表、真実の30日間ドキュメント」

●世間は三連休だったけど、もうヘロヘロになって仕事してたのだ。が、そんななかで時間をやりくりして、ついにようやく、右欄にあるDVDをひとさまのところに招かれて一気に観たのだ。爆発的に売れているらしい「六月の勝利の歌を忘れない 日本代表、真実の30日間ドキュメント」。いやあ、長かった。しかし抜群におもしろかったW杯日本代表ロッカールーム・ドキュメンタリー。基本的に試合のことは振り返らず、ジャーナリストも評論家も出てこず、ひたすらに素顔の代表を取り続けた映像で、ピッチ上からは想像もつかない日本代表メンバーおよびスタッフの姿が浮かび上がってくる。
●ピッチ上ではたくましい戦士たちも、宿舎や練習場ではふざけてじゃれあう若者たちで、まあみんな実におもしろい。稲本も柳沢も饒舌、明神にいたってはプレイスタイルから想像もつかないようなキャラクターの持ち主だったことが判明。W杯開幕戦前のアレックスの「オレ、セネガルに親戚いるから」とかいうジョークには笑ったなあ。でももちろん、一番おかしいのはやっぱりゴン中山。あるいはひょっとしたらトルシエ。中山は不可欠な存在だったのだなあ。トルシエは真にヘンなフランス人だったのだなあ。小笠原はとことん影が薄いなあ。ナカタってなんてマジメなヤツなんだろう。てな具合に感想無数にあり。ドキュメンタリーとしての作りは決して巧くはないが、素材だけの力で十分見せてしまう220分。かなりオススメ。
●とW杯を振り返ったが、音楽も振り返ろう。BBS「ヲレサマ レコメンド」にて「レコメン2002」のスレッドを作ったので、皆様の今年一年の収穫を書いてやってください。お願い。(12/24)

December 20, 2002

大作曲家なジョカトーレ

●イタリアにはモーツァルトがいる。中村俊輔が移籍したレッジーナの所属選手にMozartなんていうブラジル人選手がいるんである。まだ若くて才能のありそうなミッドフィルダー。これが本名なのか、それともブラジル人選手によくあるように自らのアイドルにちなんで名乗っているのかは知らない。
●で、実はイタリアにはロッシーニもいる。アタランタ所属のストライカーである。だからイタリアのセリエAではモーツァルトvsロッシーニが見れるわけだ(笑)。あ、そういや昔、日本の(サッカークラブの)ヴェルディに「ドニゼッティ」選手がいたよね。登録はドニゼッチだっけ。ブラジル人選手。ヴェルディにドニゼッティでワケわからんと当時思ったですよ。
●「そりゃ昔の作曲家と同じ名前の選手くらいゴロゴロいるだろう」と思われるかもしれないが、探したってヴェルディやベートーヴェンはいない(と思う。ちなみに現役選手限定ね)。あ、でもプッチーニは見つけた。セリエC2のファエンツァっていう小さな街の誰も知らないクラブに左アウトサイドの選手が(笑)。ああ、ヴィヴァルディっていうミッドフィルダーも見つけたぞ、セリエDのヴェントゥリナっていう小クラブにいる!
●案外バッハなんてドイツにいそうなのにいないなあ……なんて思ってたら、意外なところで見つかった。ノルウェー・リーグのアマチュア・クラブ、ラルヴィク(どこだよそれ)のサイドバックにバッハ・ハンセン選手が! ううむ、もう一息がんばれば作曲家で一チーム組めそうだ。やっぱりチーム名はFCマエストロとか、カペルマイスターSVなのか。(12/20)

December 19, 2002

はつらつ

●気の毒だなあ>某出版社。中学公民の教科書で新潟県中里村の「雪国はつらつ条例」を「雪国はつらいよ条例」って誤植しちゃったニュース。いやそりゃ間違えられた中里村も気の毒には違いないんだけど、なんかこれを取り上げるメディアもいぢわるっぽいっすよね。だって、間違え方がおもしろすぎるんだもんな。寅さんかよっ!みたいな。でも明日はわが身だからはしゃいでる場合じゃないって>各媒体。誤植を笑うものは誤植に泣く。
●これの逆パターンがあったらスゴいかもな。寅さんの「男はつらつ」。元気が出そうである。
●結論。「はつらつ」はちゃんと「溌剌」とか「溌溂」って書く(「溌」の字形に不満があるってのは別の話題だ)。じゃなきゃ「ハツラツ」。寅さんも「男は辛いよ」って書く。あ、でも「男はカラいよ」って読んじゃう人が出てきそうで、それも困るな(いないって)。(12/19)

December 18, 2002

終着駅の駆け引き

●夜遅くに電車を降りてホームを歩いていると、「わざわざ再び車内に入って眠りこけている見知らぬ人を揺り起こしてあげる人」ってのを極めて高い頻度で発見。道端で野垂れ死んでいても素通りされかねないくらい他人に無関心な東京人たちが、ここぞとばかり知らない人に積極的にかかわろうっていうあの状況は、「起こしたほうが勝ちで、起こされたほうが負け」っすか。それとも「一度やられて死にそうに悔しかったから、次は絶対にやり返してやれ」っすか。(12/18)

December 17, 2002

審判スクール

●世界一悪名高いエクアドル人といえば? そりゃ日韓W杯でも大活躍のモレノ審判っすね。あの日、ワタシゃ日本がトルコに負けたことより、韓国vsイタリア戦で起きた「出来事」のほうがずっとショックだったくらいである。あのモレノが審判学校を開校するというニュースが(呪)。もうブラックすぎ。っていうか、ひょっとして、ものすごーく実践的な内容のスクールになってくれちゃうかもしれない。
チョン・モンジュンFIFA副会長●終わってしばらく経った今、やっぱりW杯日韓大会で一番記憶に残る試合っていうと、ブラジルが優勝を決めた決勝でもなく、日本が初勝利を収めた日でもなく、トッティが退場したあの日であるなあ。(12/17)


※写真と本文は大いに関係があります。

December 12, 2002

Jリーグの契約慣習

●ジュビロ磐田の高原がドイツのハンブルガーSVに移籍するかもしれない。っていうか、練習にまで参加してるんだから、たぶん移籍話はかなり進んでいる。大変結構なんだけど、これってジュビロ磐田に移籍金が支払われるのかなあ。広山の時も問題になったけど、国際的な移籍ルールからすると、高原は契約満了に伴っての移籍だから、移籍金は不要なんだよな。年末に契約が終了するんだから。
●でも日本のルールは違う。そもそも多くの選手が1年契約だから、毎年契約終了(笑)。で、契約終了でも移籍金は発生する(この辺の理屈がヤバい)。クラブにとっては「無料で選手を奪われる」心配がないから都合がいいんだけど、選手にとっては厳しい。欧州だったら、クラブが放出してくれなくても契約切れまでガマンすれば自由に(移籍金なしで)動ける。クラブはそれを防ぐために長期契約を結び、契約切れが近づくと年俸を上げて新しい契約を結びなおして契約延長する。
●そろそろ日本の独自ルールは危なそうである。ハンブルガーSVは高原のことをどう思ってるんだろう。無料で買える自由契約の選手と認識しているのか、何億円かの支払いが選手な選手だと理解しているのか(後者だったらきっとレンタル移籍になる)。第二の広山が出てくる前に、この辺のルールを決めておいたほうがいいんじゃないか(結局JEF市原は広山の移籍金をどこからも払ってもらってないっすよね?)。(12/12)

December 11, 2002

ジョン・トラボルタの「ラッキー・ナンバー」

●録画しておいた、ジョン・トラボルタ主演、ノーラ・エフロン監督の「ラッキー・ナンバー」を観た。「ロト」みたいなナンバーくじ(って言うのかな)を不正工作して一攫千金を手にしようというコメディ。傑作。
●主役のトラボルタの役どころは地元で大人気の「お天気キャスター」。どれくらい名士かっていうと、行きつけのレストランに名札が置いてある専用席があって、しかも自分の名前を付けたメニューまであるっていうわけなんだけど、そのレストランがデニーズだったりする(悶絶笑)。いいっすねえ、この冴えなさかげん。ジョン・トラボルタなので、視聴者への媚びの売り方も過剰だったりして、実によい。で、さらにビッグになることを夢見つつも、サイドビジネスに精を出す。それがどう考えても成功しそうにないスノーモービル店というわけのわからなさ。主人公だけは根が善人で、そこにクセのある悪人どもが寄ってきて、大金をせしめようというドタバタ劇。
●それぞれのキャラクター設定が秀逸で、共犯のロト・ガール(ナンバーの書いたボールを拾うおねえさん。リサ・クードロー)が薹のたったセクシー・タレントでエゴのためならなんでもやっちゃう一番怖い人だったり、ヤバいものはなんでも始末してくれるいかれた殺し屋(マイケル・ラパポート)の凶器が「ピート・ローズのサイン入りバット」だったり、捜査にあたった警官(ビル・プルマン)が「背中の痛み」とやらを理由に長期有給休暇をとってるような誰もよりもモラルの低いヤツだったりと、スパイシーな笑いどころ満載。エピローグだけはちょいと工夫が足りなくて甘すぎるんだけど、適度に黒くて、かつ黒すぎないバランスは絶妙。(12/11)

December 10, 2002

高円宮スタジアム

●先日急逝した高円宮殿下なんだけど、やっぱりこの人スゴいっすね。サッカーマガジンの佐山一郎氏のコラムにちらっとあったんだけど、取材中に「朝から晩まで予定のない日が、年に2、3日で、今日はたまたまそんな日です」みたいな話が出たそうで、それって週休ならぬ年休2日制かよと思ったですよ。しかもそんな休日にすらサッカー誌の取材を受けちゃってるわけでしょ。どう考えても働きすぎ。
●高円宮殿下ってサッカーの人であったのと同じくらいバレエの人で、ときにはオペラの人で、英語弁論大会の人で、フェンシングの人だったり、軟式野球の人だったりとか、なるほどこれじゃあ365日あっという間に埋まってしまうっていうくらい、名前を冠した杯だとか大会だとかがある。それでいてW杯招致で外交までやってたんだから人間業じゃない。サッカー的には国際大会なんかで元選手の協会関係者と並んで、お飾りじゃない「プリンス」がいてくれたってのは外交的に大きかったんだろうなあ。
●やっぱり国立競技場を「高円宮スタジアム」に改名してもいいんじゃないか。東京の二大スタジアムが「国立競技場」と「東京スタジアム」なんていうのより、断然「高円宮スタジアム」と「味の素スタジアム」でしょ。(12/10)

December 9, 2002

パルマvsレッジーナ戦の犬

●ナカタvs中村俊輔の日本人対決として期待されたイタリアのパルマvsレッジーナ戦、フジテレビが中継してくれたのはありがたいんだけど、残念ながら凡戦。ナカタは控えめにすぎるし、俊輔は確かに巧いんだけど効果的とはいいがたい。大活躍してたのはイヌ(笑)。いや、中継の後ろで「ワンワン、ワンワン!」とやたら元気がいいんだけど、誰のイヌなんだよ。つうか、スタジアムにイヌ持ち込みあり? 90分衰えることなく最後まで吠えつづけたイヌのスタミナはセリエAレベル。
●どっちがおもしろいかって言われりゃ、天皇杯の国士舘大学vs国見高校だったな。なにしろ、開始早々に国士舘大学が1点簡単に決めて「こりゃ6-0くらいで体力にものを言わせて大学生の圧勝だろう」と思ったら、なんと国見高校が1-2で逆転勝利っすよ。いやあ、驚いた。大変っすよ、国見高校は次戦の相手がジュビロ磐田と来たもんだ。アマチュアも含めて日本最強を決めるっつうサッカー伝統のカップ戦の醍醐味ここにあり。
●ちなみに国士舘大学のベンチにはコーチとして柱谷(兄)がいた。コンサドーレ札幌の監督を解任されて、どうしているかと思えばこんなところに。この人の勝ち運のなさは高校生相手にも通用してしまうのかと思うと哀しい。カメラにはとらえられてなかったけど、国士舘大学のベンチは惨事だったろうなあ。(12/09)

December 6, 2002

撤退CDNOW

●どうやらCDNOWがAmazonの傘下に入る(→ソース。っていうかCDNOWからメールが来てる)。スゴいっすね、オンライン専業CDショップの生き残り競争は。CDNOWのサイトとブランドは残るが、実際の販売業務はAmazonが行うようだ。
●ネットで最初期にオンラインCDショップのナンバーワンを争っていたのは、いまはなきMusic BoulevardとCDNOW。前者のほうがよりコアなファン重視、コンテンツ重視だったので、ワタシはMusic Boulevardに期待していたんだけど、よりビジネスに徹したCDNOWがMusic Boulevardを吸収してしまった。その後、AmazonがCDを取り扱うようになり、CDNOW対Amazonの図式が成立したわけである。こうなるとCDNOWのほうがコンテンツ重視、音楽ファン向けとなるのだが、結果的にはより間口の広いAmazonに飲み込まれてしまった。まさに「一社だけが生き残る」熾烈な戦争。しかし常に音楽ファン向けにコンテンツを重視したほうが負けてしまうという図式になってしまうのが、ちょっと寂しい(といいながら自分もAmazonばかり使ってるんだけどさ)。コンテンツと販売は、なかなか結びつかないっすね。
●一方で、ポータル系サイトなんかじゃやたらとコンテンツが求められている。ところがその内容の問わなさ加減と来たら悲惨で、まあ差し障りがあるかもしれないので具体的には書かないんだけど、ワタシはそういうのを「アリバイ・コンテンツ」って呼んでいるのだ。(12/06)

December 4, 2002

トヨタカップ、神話の終焉

●なんと、昨晩にトヨタカップの試合があるということをすっかり忘れてしまっていた。いやあ、驚いた。忘れたことに驚いたということより、自分的にトヨタカップの存在が薄まっているってことに驚いたのかも。日テレがいう「世界一クラブ決定戦」という売り文句が幻想に過ぎないことはずっと前から承知している。それを承知した上で、それでも「こんな強豪クラブが日本で試合をするなんて」という感動を味わってたわけだ、以前は。テレビ観戦においてすら、唯一絶対的な価値があった。しかし今や日本人選手の海外移籍などのおかげで、いくらでも欧州のリーグ戦を見れてしまう時代なんである。それどころか本物のワールドカップまで日本で開催されてしまっているのだ。世の中変わって、変わらないのは日テレだけ。
●昨年、生で観戦したくらいなので「トヨタカップなんて魅力がない」とは言わない。今年だってチケットが取れたら観戦していた。しかし(たぶん)今年限りでこの日本での試合が終わるというのは、圧倒的に正しい判断である。また今年、国立競技場から横浜国際へと開催スタジアムが移ったことも、この大会の神話性の終焉を示している。国立は八咫烏(ヤタガラス)が宿る聖地だが、横浜国際は多人数収容商業施設にすぎない。(12/04)

December 2, 2002

早朝草サッカー

●またしても筋肉痛。早朝草サッカーなんである。しかもいつもの試合と違って、全員初対面という某出版社のチームにゲスト参加という、万年初心者には無謀すぎる挑戦。最初は試合を申し込まれたのだが、朝に11人集められるはずがない。レベルの違いも心配ってことで、まず一度様子見も兼ねてほとんど徹夜覚悟で早起きして参加することにしたのだ。
●しかし参った。先方は「30~40代中心」ということだったので「なんとかなるかも」と幻想を抱いていたのだが、元気な20代助っ人も加わり、しかも相手チームも若くて、さらには現役高校生なんかまで混じってたりして(笑、っていうか固まったよ)、もう自分ダメすぎ、ヘタすぎ。いやー、んなことは百も承知なんだけど、こうも何もできないとなあ。サッカーに関しては「どんなに自分がダメでも怯まない」をモットーとするワタシですら、さすがにキツいものがあったり。ま、それでも非常に楽しんだのである。怪我もなかったし、心臓もちゃんと最後まで動いていたし(笑)、もう最高。
●無理をいってフォワードに入らせてもらったのだが(この辺りの厚かましさがわれながら尋常ではない)、一度だけキーパーと一対一になった。「あ、これ一対一のドフリーだな」ってのが瞬時に分かって、その瞬間から心臓バクバク緊張しまくり、時間は止まって一人脳内スローモーション状態に入る。自分の頭で落としたボールを左足でちょんとトラップして、もう一回ボール触って近づいても大丈夫だろうと思ってまた左足で触って、で、これが余計だったかあるいはボールを前に運びすぎたか、キーパーが至近に迫りすぎて、そして考えた(以下、例によって脳内スローモーション続いてます)。
●1. 一番楽にシュートを打てるのはこのままキーパーの左を抜いて打てばいい。コースは見えてる、でもちょっと狭い。2. キーパーの股間を抜く。技術ゼロのワタシにはムリだと思うが、抜けば必ずゴールに入る。3.キーパーの右へさらにボールを運んで、キーパーを抜いてから打つ。これが一番カッコいいが、ワタシの運動能力および残された体力瞬発力からすると、そんなムチャなことはできないんじゃないか。それに右のほうは一切なにも見えていない。結論。1.だ。キーパーの左の足元に軽く打てば入るんじゃないか。慎重にボールを蹴ると、蹴った瞬間にゴールの枠をとらえていることを感じた。おお、サッカーの神様、またも降臨っすか、つい先日はお世話になりました、またもワタシごときに甘美なゴールを決めさせてくださるのですかっ! これが決まったら、ワタシ的には生涯の伝説だよなあ!
●でもダメだったんである。力なく放たれたボールにキーパーの右手が伸び、パシンと軽く弾かれて、ボールはゴールラインを割った。周りにディフェンスが一人もいない、超フリーの一対一だったのに。つうか、こんなのどうしたら決められないわけ?みたいに思われてもしょうがない簡単な好機をつぶしてしまって、ホント、みんなスマン、許せ。神、どうして降臨しない? フツー、降臨するだろ、日頃こんなにサッカー愛してるんだからさ。ああ無残なり現実。この見せ場以外は、走れない守れない、ボールに触ってもミスばかりで悲惨。っていうか、ワタシよりヘタなヤツ一人もいないじゃん、ここに(笑)。
●まあしょうがない。早朝度胸試しだ。もし機会があったら、次はよろしく→神。(12/02)

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