2006年8月アーカイブ

August 30, 2006

「フェルマーの最終定理」のオマケ補遺補遺

●先日ご紹介した「フェルマーの最終定理」についてもう一つ。20世紀初頭、ある資産家がその財産のほとんどを、フェルマーの最終定理を証明した者への懸賞金とする遺言を遺した。たちまち膨大な数の応募論文が、これを審査するゲッティンゲン大学に送られてきた。すでに20世紀、アマチュアだって数学の知識、テクニックという点ではフェルマーその人の時代とそう違いはない。あとは独創性、天才性の問題。もちろん、山のように送られた論文は全部まちがっていたわけだ。サイモン・シンは「フェルマーの最終定理」の補遺で、アマチュアが陥りやすい古典的な罠として、こんな例を挙げている。

●まず、次の命題から出発する。

a=b

この式の両辺にaを掛けると

a2=ab

次に両辺に a2-2ab を加える。

a2+a2-2ab=ab+a2-2ab

式を簡単にすると、

2(a2-ab)=a2-ab

両辺を a2-ab で割ると

2=1

 おおっ、今ワタシは数学史に残る大発見をしたのだろうかっ!

●もちろん、まちがってる。「ププ、そんなまちがいするかよー(爆笑)」のあなたはスゴい。ワタシだったらフツーにやるね、これは。あ、どこがまちがってるかはまた明日。

August 29, 2006

「太陽」(アレクサンドル・ソクーロフ監督)

太陽●自分は何者か。これを自分に問いかけると、永遠にその答えは出ない。では、私は何者か、と人に尋ねたとすれば、尋ねられた相手は私の顔色をうかがいながら、レトリックを凝らして、私という人間を複雑かつ多面的に表現してくれるかもしれない。でも私のいないところで、この問いが発せられたら、案外話は簡単だったりする。「あー、あいつ、×××なヤツだよね」とか。
●で、ロシア映画「太陽」(アレクサンドル・ソクーロフ監督)を見てきた。主役は昭和天皇(イッセー尾形)。天皇ヒロヒトが敗戦からマッカーサーとの会見を経て、人間宣言を決断するまでを描く。日本では作られようがない映画を、これまでヒトラー、レーニンといった20世紀の権力者を描いてきたソクーロフが撮った。終戦直前の頃なんて、もちろんワタシは直接知らないわけだけど、ワタシの目で見てここには「ガイジンの描いたヘンテコな日本」はどこにもない。型にはめて言えば、現人神とされた日本のエンペラーが自らの神性を否定するまでの苦悩や孤独を描いている。エンペラーとは何者だったか。歌を詠む。生物学を研究している。平和を願う。家族を心配する。
●印象的なのはソクーロフの第三者視点。たとえば東京は空襲で廃墟になっている。陛下の居所だけは楽園で、あとは瓦礫の山。もし日本人がこれを撮ったら、ほとんどの人は廃墟で庶民が苦しむ姿を入れてしまうと思う。ひょっとしたら大八車を引いて逃げ惑う人々を挿入してしまうかもしれない(いや、それは「ゴジラ」からの借り物のイメージなんだけど)。でもソクーロフは淡々と控えめに廃墟となった東京のカットをさしはさむ。そりゃそうか。でも戦慄する。
●ちなみに昭和天皇がイッセー尾形なら皇后は桃井かおり、侍従長は佐野史郎。ハリウッド映画ではないので、日本人同士の会話は全部日本語、英語が話されるべき場面は英語。音楽はロストロポーヴィチのバッハの無伴奏チェロ組曲他。平日のレイトショーだが満席だった。

August 28, 2006

水沼貴史32キャップ7ゴール

●Amazon.co.jpで輸入スコア25%OFF セール開催中。たぶん全部DOVERのリプリントだと思うんだけど、もともと格安のものがさらに安価になっている。
水沼新体制へ●岡田監督が辞任したマリノス、水沼新体制で対京都戦。選手の起用も少し変わって実績重視(奥と上野が先発)、ややベテラン寄りになった気がする。久保の1トップ。久保はケガもせずにちゃんとゴールを決めてくれた。「災難!また久保がケガ!僕たまんないさ」(回文)にならなくてよかった。
●監督が代わったことが選手のモチベーションを上げてくれて、山瀬の2ゴールもあり4-0。水沼さんはマリノス者にとっては絶対的なヒーローの一人だが、しかしなー。これが監督デビューなわけで、ドキドキする。今後戦術的な面でどうなるのか、ホントに未知数。
●岡田監督時代がもたらしてくれたものは大きかった。なにしろ就任してすぐ2年連続チャンピオンになれたんだから。結果がすべて、大型のパワフルな選手を起用して、効率的にゴールを奪うというサッカーは、楽しいサッカーからは遠かったが、そもそも昔からこのチームは楽しいサッカーなんてやってない。すごく感謝してる。ただどんなにいい監督でも、クラブとの関係には賞味期限がある。岡田監督が去るのは残念だけど、どこかで安堵しているワタシがいる。

August 25, 2006

惑星騒動決着

●テレビを見てたらニュース速報のテロップが。なにか大事件でも起きたのかなと思ったら、「冥王星を惑星から除外することが決定」の報(笑)。これで惑星騒動は決着。いちばんすっきりした形に落ち着いてくれた。
●組曲「矮惑星」および組曲「惑星以外」のほかに、どうしても組曲「惑星」に新ネタを作りたい人向けの解決策を思いついた。いつかお隣のアルファ・ケンタウリで惑星が発見されたら、アルファ・ケンタウリ星系版「惑星」を作るってのでどうか。コンサートでは前半に太陽系版、後半にアルファ・ケンタウリ星系版を演奏するオール「惑星」プロが可能になるかもしれない。
●まあ、お隣と言っても4光年の彼方だけど。
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August 24, 2006

惑星12個どころか8個に減りそう

どうする、惑星
●なんだなんだ、こりゃ。先日太陽系の惑星が12個に増えるかと思ってたら(しかもさらに24個までもありうると思ってたら)、やっぱり冥王星を惑星から格下げして8個に減らすというではないか→太陽系惑星 冥王星除外…9→8に 天文学連合定義案修正
●会議の背景にどんな政治的意図があるのか、それともそんなもの全然ないのか、知らないけど、結論から言うと大変納得のいく話ではある。もともと冥王星が惑星っていうの、ムリヤリっぽい話だったし。小さくて。天文学的にはすっきりしそう。
●ただクラシック音楽的にはホルストの組曲「惑星」増殖大作戦が頓挫したわけで(いやそんな作戦なかったが)、とりあえずコリン・マシューズの「冥王星」やタネジの「セレス」が寂しいことになってしまった。ホルスト的にはあまりいろんな曲がぞろぞろくっついちゃうのも考えものなので、安堵したかも。
●「えー、オレもう『カロン』を作曲しはじめちゃったよ」という方もいらっしゃるかもしれない。この際、新たな組曲を作ってはどうか。「冥王星」「カロン」「2003UB313」等々、たくさんあるらしい惑星以外の星に曲をつけてまとめる。新組曲「矮惑星」。なんだか寒くて侘しい曲が並びそうだけど。
●あるいは、組曲「惑星以外」ってのはどうか。

August 23, 2006

I LOVE CLASSICS 本日発売

●今週のドラマ「結婚できない男」、冒頭で阿部寛が船の模型を作るシーンでBGMがかかり「あれれ、これ何だろう、もしかして知らない曲なのか」と思ったら、映画「タイタニック」のテーマ。その後、お気に入りのマーラーの交響曲第5番、そしてモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」で指揮マネ全開。物語は阿部寛がケン(犬の)を一時的に預かるという話。最初は犬を部屋にいれるなんてと嫌がっていたのに、しまいにはメロメロになり、飼い主にかえすときの姿は失恋した男そのもの。「フッ、忘れるか……」の一言がよい。それにしてもケンのウルウルした目がかわいすぎる。あんなのと見つめあったら、そりゃメロメロにもなる。
●えー、先日のCDワールド・サッカー・クラシックスの折りにはお世話になりました。で、続いてワタシ選曲&解説CD第2弾、本日発売。
I LOVE CLASSICS BEST 癒しとくつろぎのクラシック●タイトルはI LOVE CLASSICS、3枚組で2500円、中身はフツーの人々が耳にしたことのある超々々名曲だけを臆面もなくそろえたコンピレーション・アルバム。個人的に好きなこだわりの1曲とか、そういったものは一切入れずにポピュラリティを優先した。「結婚できない男」でいえば桑野信介みたいな人に聴いてもらうのではなく、早坂センセイやみちるちゃんみたいな人に買ってほしいなという企画。実際にはクラシック音楽を聴きはじめた頃の昔の自分に向けて選曲している。ワクワクしながら楽しんでもらえるように、と。
●「この人も少しはクラシック好きになってくれると一緒にコンサートとかレコード屋に行けていいのにな~」って思うような身近にいる非クラシック系のお友達や恋人、家族にプレゼントするっていうのも吉。えっ、それ営業トークだろって。もちろんそうっすよ!

August 22, 2006

フェルマーの最終定理(サイモン・シン)

フェルマーの最終定理●文庫化されたのを見つけたので、「フェルマーの最終定理」(サイモン・シン著/新潮社)を読む。傑作。今年読んだ本の中で最強。数学を扱ったノンフィクションだが、以前ご紹介した「暗号解読 - ロゼッタストーンから量子暗号まで」でもそうだったように、サイモン・シンが書くと驚くほどわかりやすく、しかもおもしろくなる。この取材力と筆力、並大抵のものじゃない。
●17世紀に発見されたフェルマーの最終定理はこんな感じ。

nが2より大きい自然数ならば,xnynznとなる整数xyzの組は存在しない。

 フェルマーは著書の余白に「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」と書いた。が、以来この証明はだれにもできず、数学界最大の超難問となる。1995年についにアンドリュー・ワイルズが証明を成し遂げるまでの数学者たちの苦闘の歴史が描かれる。サイモン・シンはワイルズや個別の関係者のストーリーをただ並べるのではなく、ごく基本的な数学の歴史や自然科学の考え方といったところまで巧みに読者に伝えてくれる。
●「3世紀に渡る謎を解く」というのはロマンである。で、実際この本はロマンに満ちている。いくつかその理由はあると思うけど、たとえば数学者のピークがおおむね若いうちにやってくるっていうのもそのひとつじゃないだろうか(ホントにそうかは知らない)。たとえば、数学者アルフレッド・アードラーの言。

「数学者の数学的寿命は短い。25歳、30歳を過ぎてからの仕事が前より良くなることはめったにない。それぐらいの年齢までに大した成果を挙げられなければ、その後もまず見込みはない」

 この本に出てくる歴史的な数学者には、若いうちにものすごい才能の爆発を見せる一方、まだ一個人としての成熟が才能に追いつかず、社会の中で自分の場所を見つけられないまま朽ち果てていく人が何人もいる。早死にする人も多い。フェルマーの最終定理の証明の最後の段階で、「すべての楕円曲線はモジュラーである」という「谷山・志村予想」を証明すれば、これをもってフェルマーの最終定理にたどりつけることがわかる。この「谷山・志村予想」の谷山豊も若き天才で、この予想の原型を1955年に発表している。まだ20代の若さっていうのも目を引くけど、1955年の世界の中心から遠く離れた日本で、大きな業績を残したってのも驚異。が、谷山は31歳で悲劇的な死を遂げる。これもとても印象的なエピソード。
●とはいえ、フェルマーの最終定理を証明したアンドリュー・ワイルズは全然若くない。研究内容を知られて他の数学者に先を越されるのを嫌って、秘密裡に独力で研究を進め、しかも周囲から疑念をもたれないよう、すでに成し遂げた自分の別の研究を小出しにしていたという執念の持ち主で、これもまたドラマティックなのだ。「博士の愛した数式」もいい小説だったけど、「フェルマーの最終定理」ははるかに強まってオススメ。

August 21, 2006

本日開設11周年なり

CLASSICA●今年、モーツァルトは生誕250周年。キリがよい。本日、当サイトCLASSICAは開設11周年。キリがよくない。小さく小声で祝。未来のことはわからないので、今後の抱負とかそういうのを述べる気は全然なくって、ただ平和であってくれと願うばかり。エロイム・エッサイム、エロイム・エッサイム、悪魔よ去れ、粘着厳禁スパム進入禁止、地には平和を。
「レコード芸術」2006年09月号発売。後ろのほうに「クはクラシックのク」という1ページの短い読み物が毎号載っていて、今月号はワタシが書いている(はず。現物まだ見てない)。畏れ多いことである。レコ芸の中心的なコンテンツとワタシには接点がない。でもこのコーナーは周辺的なコンテンツっぽく、「なに書いてもいいです」と言われたので、当欄What's New!を書くのとまったく同じノリで、自由奔放にふるまってみた。スマソ。
●15年前くらい前だったか、ワタシは「レコード芸術」誌の編集部員として働いていた。初めての雑誌だったので、当時のことはよく覚えている。なにをどうやったらいいかわからなくて右往左往しているばかりで、見当違いのところで苦労を背負い込み、職業人としてとことん非力、仕事とはなにかもさっぱりわかってなかった。ヤだねえ……。って、今もあんまり変わってないか。やれやれ。
●11は案外キリがいいかも。ちょうどサッカーができる。2桁の数で最小の素数。2ビットで最大の数。

August 18, 2006

太陽系の「惑星」12個へ、さらに12候補が待機中

●昨日サッカーがあったから一日遅れでこのネタを。太陽系の惑星、一気に3個増か。整理しておこう。増えるのは火星と木星の間にある小惑星で最大の「セレス」、これまで冥王星の衛星とされていた「カロン」(冥王星と二重惑星となる)、冥王星よりも大きい「第10惑星」として発表されてた「2003UB313」。
●水金地火セ木土天海[冥カ]2003UB313。落ち着かんっすね。しかもこれ以外にさらに12天体が惑星候補となるっていうんだから、急に太陽系がにぎやかになってきた。冥王星とカロンが二重惑星っていうのも、なんだか「祝! 太陽系にも二重惑星!!」みたいな感じでお祝いしたくならないっすか。とはいえ、これ、冥王星を惑星とみなすのをやめてすっきりさせる選択肢はなかったんだろうか(ないんだろなあ)。
●セレス、カロンには日本語名がつくのだろうか、そして2003UB313の命名はどうなる。セレス(ケレス)はローマ神話の農業の女神様だそうである。地母神星とか? カロンは三途の川の渡し守だろう。渡守星? イマイチだな。もう三途川星とか地獄星にしたくなる。
惑星と小惑星●で、ホルストの「惑星」はどうする(笑)。コリン・マシューズは「冥王星」を書いた。ちなみにラトル/ベルリン・フィル新譜の「惑星」にはマシューズの「冥王星」のほかに、サーリアホの「アステロイド4179」、マティアス・ピンチャーの「オシリスに向かって」、タネジの「セレス」、ブレット・ディーンの「コマロフの失墜」といった新曲が収録されている。そう、タネジ、ビンゴ! 今、タネジがガッツポーズしてるのが見えた。これでセレスは君のもの。あとは「カロン」と「2003UB313」にだれが曲をつけるのか。ワタシは知らないのだが、サーリアホの「アステロイド4179」は惑星に昇格する可能性のあるような大きな星ではないのかな。
●本来ホルストは天文学的な興味ではなく占星術的な見地から太陽系を描いた。では西洋占星術で冥王星は登場するのだろうか。Wikipediaでの記述によると「太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・海王星・天王星・冥王星の10天体を主に使う」ということなので、(流派にもよるだろうが)現代の西洋占星術は新惑星たる冥王星も体系に取り込んでいるのだろう。だからセレス他も占星術の対象になる可能性はある……が、待てよ。それ以前に「太陽」と「月」に曲をつけたっていいじゃないか、占星術的には!
●と一瞬思ったのだが、太陽と月では組曲「惑星」にならんではないか。ボケすぎ。

August 17, 2006

ニッポンvsイエメン@アジア・カップ予選

ニッポン!オシム・ジャパン公式戦初戦というわけだが、その前に待て。どうして選手の背番号がこんなに大きいのさ。我那覇和樹が65番って。55番が鈴木啓太とか。最小は川口の1番かなと思ったら23番だよ。4番の遠藤ヤスが圧勝(なにに?)。
●どうやらアジア・カップの予選第1戦でジーコ・ジャパンが登録した背番号が生きていて、新しい選手がもっと大きな番号をつけなければいけなかったということらしい。うーん、そうか、忘れてた。すでにホームのインド戦は終わっているのだった。イエメン戦が第一戦かと勘違いしてた。
●で、この日、イエメンはひたすら守った。蒸し暑い一日だったと思う、新潟も。だから楽しい試合にはならない。しかも決定力を欠き、後半25分に阿部の先制ゴールが決まるまでが長かった。羽生のデビューはよかったけど、全体に低調だったことは否めない。あ、スコアは2-0。
●おもしろかったのは試合後の佐藤寿人のコメント。自分のゴールについて「こぼれ球を決められたのはインザーギっぽくて良かった」。自画自賛だけど許せる。ワタシも常々佐藤寿人はインザーギっぽいって思ってた!
●あとオシム監督の記者会見。エレガンスと効率性は両立しないと言う。これに対し記者から「エレガントなプレーをする日本の選手についてはどう考えるか」と尋ねられて、

美しいプレーをして、その結果はどうなるか? その結果を考慮したい。美のために死を選ぶという選択はある。だが、死んだ者はサッカーができない。美しさを追求して死ぬのは自由だが、そうなるともうサッカーではない。現代サッカーのトレンドはそうではない。今はどんなに美しいプレーをしたかではなく、何勝したか、それが求められる。残念ながら。

●最後の一言が救い。今後、中村俊輔が代表に呼ばれることはあるのだろうか?

August 16, 2006

今週は「モルダウ」が登場

●今週の「結婚できない男」は阿部寛がスメタナの「モルダウ」で指揮マネ。どうやら毎回一曲はクラシックが登場するようである。次の曲はなんだろか。この路線だとドヴォルザーク「新世界より」とか、ホルスト「惑星」とか。でも最初はマーラーとショスタコーヴィチだったんだから、もう少し尖がってほしい気もする。ブルックナーはきっとどこか大事な場面のために温存されていると見た。
●登場人物が「偶然ばったり出会う」展開がやたら多いのが気になるけど、相変わらず小ネタが利いていて笑える。レンタルビデオ店で若者がギターを棚に立てかけててジャマになってるのをボソッと感じ悪く注意するところとか、なかなか良い(で、その客がバイト店員のバンド仲間で「何?あのオッサン」みたいに話す)。手に取るDVDがいろんな映画のパロディになってるところとか、前に出てきたカメラ屋の袋が「エドバシカメラ」だったりとか、細かいところに見どころ多数あり。実にサービス精神が豊かで楽しませてくれる。
●お盆に「親戚付合いがダメ」ってネタを持ってくるのもいいっすよね。

August 15, 2006

朝2時ってどっちの?

朝2時起きで、なんでもできる!●ワタシがこれまでに見た本の中で最強のインパクトを持った書名がこれ。「朝2時起きで、なんでもできる!」(サンマーク出版)。あ、いや読んだって話じゃないっすよ、今日書店の本棚で見かけたってだけで。スゴすぎる。続編まで出てるし。
●「なんでもできる」っていう確信が眩しい。夜2時寝でもなんにもできない怠け者には、太陽と同じくらいに。

August 14, 2006

ブーンと唸れ、マイPC

PCケースの排気口(内側)●最近、ウチのPCの稼動音が気になっていた。もともと静音設計じゃない安物、しかもかなり使い込んでいるからしょうがないかなとは思っていたのだが、それにしてもなんだかうるさい。買った当初はブーンと低い音で、静かじゃないがホワイトノイズ系だから慣れれば気にならない程度だったはず。ところが最近、ブーンがプゥイーーーンっていうか、ピイィィーーーーィンっていうか、音が高くなった。それも少々ヒステリックな感じに高く、ノイズというほど均質な分布じゃなくて、これはひょっとしてヤバくねウチのPC、しかも夏だし、そんなかすかな不安を抱えつつ、うっかり盆を迎えようとしていた、しかし。
●やっぱりおかしいぞ。隣の部屋でもPCが起動してるのがわかるのって、うるさすぎる。ハードウェア大苦手系であるワタシだが、思い切ってドライバ片手に筐体を開いてPC内部を見てみた。埃、積もってます。これじゃないか。クイックルワイパー片手に、基盤にあんまり触れないように気をつけながら埃取り。そして冷却ファンにかぶさるケース排気口を見ると目が詰まっている、埃で。オマイガッ! これはケース側なので本体から離して掃除機で埃を吸い取る。
●冷汗かきながら作業を終え、ケースの蓋を閉める。ドキドキしながらPCを起動してみた。……ブーン。以前の聞き慣れた低い音が帰ってきたではないか! もうピイィィーーーーィンってならなくて、ブーン。PC故障確率が大幅に低まった手ごたえあり。この夏休み、あなたにもオススメしたい。PC内部の埃取りと排気口の目詰まり解消。マスクしてやればさらに吉だったかも。ゴホ。

August 13, 2006

コンゴトモヨロシク・・・

●久しぶりにゲーム系ニュースに胸が躍ったのである、MMORPG「女神転生 IMAGINE」。MMORPG、すなわち Massively Multiplayer Online Role-Playing Game 多人数同時参加型オンラインRPG。実はワタシにとってはなじみがなく、「なんか必死なガキとかにいじめられそうでイヤかも」的な不安があり近寄りがたいのだが、「女神転生」となれば興味はわく。大量に時間を消費しなくてもそれなりに細々と悪魔召還とかして暮らせるゲームだといいんだけどなあ。
●「女神転生」シリーズ、最近のは追いかけてないけど、「真・女神転生」はゲーム界の古典であり不滅の名作なんじゃないだろか。199X年の東京・吉祥寺、井の頭公園での殺人事件を皮切りに始まる破滅と再生の物語。核戦争後、互いに対立する二大宗教が支配する世界の中で「人はいかに生きるのか」を問うという、暗くてマニアックなRPG。
●恒例、DHC FROM 40にて連載「オトナのためのクラシック音楽入門」第21回掲載中。
●今月よりCOOP「本の花束」のクラシックCD紹介欄で少しだけ書いてます。生協組合員の方はどうぞ。
●TDKさんよりプレゼント。DVD、フィレンツェ5月音楽祭の「フィガロの結婚」、バーバラ・ボニー、フォン・オッターのシャトレ座リサイタルシリーズ他。応募はTDK DVD活用ガイドのプレゼント・コーナーから。

August 11, 2006

「のだめカンタービレ」ドラマ化&アニメ化

●祝! もうあちこちで書かれているように、「のだめカンタービレ」ついにフジテレビでドラマ化&アニメ化(こことかここ参照)。ドラマは10月16日(月)スタート。衛藤凛脚本。配役はこう。ていうか、シュトレーゼマンが竹中直人って。

野田 恵 …… 上野樹里
千秋真一 …… 玉木 宏
峰龍太郎 …… 瑛 太
三木清良 …… 水川あさみ
奥山真澄 …… 小出恵介
多賀谷彩子 …… 上原美佐
シュトレーゼマン …… 竹中直人

●最近たくさんテレビ見てる気がするけど、ホントはやっぱりあんまり見ないワタシは竹中直人以外誰一人として(名前すら)知らない。やれやれ。「瑛 太」って方は「瑛」が姓で「太」が名なのか、それともイチローみたいに「瑛太」で通ってるのかどっちなんだろ。
●そんなヤツにTVのことなんか語られたくないだろうけど、でも語る(笑)。非常に楽しみっす。なんとなく予感としては、ドラマとしてはなかなか難しそう。原作の魅力っていろいろあるけど、たとえばクラシック音楽関係の描写とか、「一般読者はよく知らんだろうから、こんなもんでいいだろう」みたいな手加減が全然ないってのもそのひとつ。それがテレビの「みんなにわかりやすいもの以外は見せない」っていうルールによって蹂躙されるかもしれん。弾きマネとかもウソはウソでいいから、堂々と立派にウソをついてほしいけど、大丈夫かなーとか。それから、ギャグ。これは原作のものをそのままTVに置換するのは難しそうなので、脚本家の方のセンスに期待。
●基本的にラブコメだけど、重要な場面では千秋や時にはのだめの天才性みたいなものを見せて「おおおーーー!」と思わせなきゃいけないから、個人的にはアニメのほうが向いてる気がする(しかもこっちは深夜枠だし)。でもまあ、わからんすよね、見てみなきゃ。
●ともあれ、クラシック音楽業界的には圧倒的にすばらしい話である。すでにコミックだけでも恩恵受けてるけど、「月9」のパワーはその比じゃないはず。若い子たちがグヮシグヮシとクラシックを聴きはじめる予感! そしてこれがクラヲタ新世紀への重大な布石となるのであった(なんじゃいそりゃ)。

August 10, 2006

ニッポンvsトリニダード・トバゴ、オシム・ジャパン・デビュー

ニッポン!●オシム・ジャパン初戦。あまりにもフレッシュな代表メンバーでどうなることかと思ったが、とても短期間で作られたチームとは思えないような動きを見せてくれた。もう選手のモチベーションも全然違う。若くて、「これから成功してやろう、新監督に実力を認めてもらおう」っていう気持ちがみなぎっていて、特に前半はとてもいいゲームだった。後で振り返ったときのために、メンバー一覧を。

GK: 川口-DF:田中隼磨、坪井(→栗原)、田中トゥーリオ、駒野-MF:鈴木啓太、長谷部(→中村直志)、アレックス(→坂田)、山瀬(→小林大悟)-FW:我那覇(→佐藤寿人)、田中達也

●ガンバ、千葉、鹿島の選手が選べないという制約があったため、これから彼らがどれくらい定着するかはわからない。準備期間の短さもあってか、浦和の選手をベースにした構成。山瀬も元浦和だし。「この選手が代表ユニを着てるなんて!」っていう新鮮な驚きが半数以上の選手について当てはまるわけで、しかも彼らはよくやった(後半は疲れたようだけど)。
●こうなってくると、自分の中でこれまでのニッポンの主力選手があっという間に「過去の人」になりつつあるのを感じざるを得ない(なんと薄情な!)。中村俊輔や小野、宮本、柳沢、稲本……。中澤なんて先日「代表から引退したい」っていう話が報道されたけど、そもそもお呼びじゃないって感じ、しないっすか? つい一ヶ月前までは日本で一番信頼できるディフェンダーだったのに。ナカタ引退なんて忘却の彼方。
●ワタシはマリノス・サポだから、マリノス視点で見ると大変おもしろい。マリノスのセンターバックは4バックなら中澤と松田、3バックになると栗原が入る。トルシエ時代は松田が代表に定着。しかし松田はジーコの不興を買う。中澤がジーコ・ジャパン。で、ジーコがいなくなって、松田が復帰するのかと思いきや、呼ばれたのは若い栗原。フォワードだって2トップなら久保とマルケスがいるけど、ニッポン代表は坂田。山瀬もケガのこともあり、マリノスでの出場試合数は少ない。田中隼磨以外はニッポン代表でありながら、クラブではレギュラー争いが待っている。
●試合はアレックスの2ゴールで2-0の完勝。一瞬、ワタシは山瀬がファルカン・ジャパンにおける岩本と重なって見えた気がしたが、これは錯覚だと思う。ファルカンとオシムじゃなにもかも違うんだし。
●彼方の暗雲。オシムとTVメディア、オシムとスポンサー。この関係性に平和あれ。

August 9, 2006

ドラマでエルガー、USBメモリーにモーツァルト

●あー、TVドラマ見る習慣なんてなかったのに今週も見てしまった>阿部寛「結婚できない男」。クラシック関係シーンはひとつだけ。自宅で考え事しながら、エルガーの「威風堂々」第1番に聴き入る場面。これだけで指揮者がだれかわかったらクラヲタ王。
●お好み焼きにもウンチク垂れなきゃ気が済まない阿部寛が相変わらず笑える。クラシック度は低まったが、TVドラマ的にはさらに楽しくなってきている。阿部寛の役柄は、仕事はできるし知識も豊富なんだけど、一から十までとことん社会性を欠いたヲタ気質の四十男。これがクラシック好きであるという設定がワタシらには大変すんなり伝わるわけだけど(笑)、これっていいんだろかね。
●ドラマはこの辺にしてクラシック話。先日ネットラジオで生中継を聴き逃したザルツブルク音楽祭の「フィガロの結婚」(アーノンクール/ウィーン・フィル、ネトレプコがスザンナ)、やっぱり諦めるのは惜しくてバルトーク・ラジオのアーカイヴから該当ファイルと思しきものをダウンロード、このmp3ファイルをメモリー・プレーヤーにコピー。で、これを持ち歩いて外で「フィガロ」をまず1幕だけ聴いてみた。いやー、実に楽しい。序曲からしてとても新鮮でワクワクする。しかも(ホントは録音だけど)放送を聴いているっていう実感がある。後日同じ公演の録音がCDで発売されて、それを携帯プレーヤーにコピーして持ち歩いても、きっと同じ楽しみは得られない。なにが違うのかってのは薄々気がついてるけど、少しビミョーな問題があって難しく、でもまあ一言でいえば「流通」の有無の差。

August 8, 2006

U21中国代表vsニッポン代表@親善試合

中国代表は強くなる●北京五輪世代のU21中国代表vsニッポン代表。反町ヤング・ジャパンのデビューに、アウェイながら2-0と快勝……というニュースを聞けば、「まー、そんなもんだろ」ってところかもしれないが、テレビで試合を見た感想としては、「中国恐るべし」の一言。
●前回アジア・カップ決勝では開催国中国をジーコ・ジャパンが一蹴した。あのときは極端な反日応援などが話題になっていたけど、すべての面でニッポンが一枚上手だな、やっぱりイランとかのほうが強いな、って印象だった。それがウソみたいに思えたのがこの日のU21。たまたま2点差がついたけど、中国が決定力を欠いていたというだけで、個々の選手を見ると一対一では中国が勝っていたと思う。才能の宝庫って言ってもいいくらい。個人の能力ではパワー、スピード、突破力で中国に追い抜かれているんだけど、組織力や試合運びの巧さでニッポンが凌いでいる。ごく近いうちに対中国戦は対オーストラリア戦と同じような感じになるんじゃないだろか。ちなみに中国の監督は懐かしの賈秀全(元ガンバ大阪)。
●反町ニッポンは、名古屋の本田がアウトサイドで守備に奔走していたり、苔口がワントップだったり、伊野波がリベロだったりと自由自在な感じ。GKの西川(大分)、アウトサイドの中村北斗(福岡)が良かった。でも圧巻は増田誓志(鹿島)のゴール。ペナルティ・エリアで足の裏を使ったプレイで一人ディフェンダーをかわし、中央にクロスを入れようとして、いきなり気が変わって自分でゴール右上隅にシュート。って書いても伝わんないか。なんつうか、すっごくイジワルで巧かった。お前はデルピエロかっ!みたいな。決まった瞬間、ワタシは大笑いして喜んだ。

August 7, 2006

WOWOWでスター・ウォーズ・デー

●TVをつけたら、WOWOWで「スター・ウォーズ」祭りだかなんだかで、全作品&関連作品放映中。もう何回も見てるわけだけど、第1作(エピソード4)を途中から見てしまう。いやー、このダースベイダーの中の人が最近作(エピソード3)の「アナキン」なんだなーとか、オビワンの若い頃はユアン・マクレガーなんだよなとか思うと感慨深い。セリフひとつとっても、なるほどエピソード3はいかにして美しくエピソード4につなげるかってことを考えて作られていたのだなと改めて感心。この間、実時間では1977年→2005年と28年も経っているわけだ。
●とはいえ、物語上はきれいに円環が閉じられているが、映画のタッチは全然違っていて驚く。もうとにかく第1作(エピソード4)の頃は話は単純だった。善が悪を倒す。悪の放つレーザービームは決して善玉には命中しない。善はどんな危機に瀕しても軽口をたたきながら敵の攻撃をかわす。ハリソン・フォードもマーク・ハミルもなんかみんな能天気で平和だなー。まさかこれが最近作(エピソード3)のような、恐ろしく陰惨な物語につながるとは(間接描写ながらアナキンが○○たちを殺しちゃうとことか)。旧作はとことん明るく、新作はありえないほど暗い。ワタシは最近作(エピソード3)には胸の痛むシーンがいくつもあるんだけど、旧三部作にそんな場面は一切ない。

August 5, 2006

オシム・ジャパン、13人だけ発表(+α)

●注目の新生オシム・ジャパン、いったいだれを選ぶのかと思えば、なんと13人しか選ばなかった!(→メンバー) 最大のサプライズが選手の選択ではなく人数だったとは。とはいえ、A3出場中のガンバ大阪、ジェフ千葉、中国遠征中の鹿島アントラーズの選手を選ばなかったからという13人。トリドバとの親善試合はどうなるかわからないが、翌週アジア・カップ予選(こっちが本番)ではJリーグのフルメンバーがそろうはず。
●「いずれ代表に呼ばれる」と思っていたメンバーとしては、マリノスの田中隼磨、大宮の(以前ヴェルディの)小林大悟が初選出。しかしともにライバルの多いポジションでもある。田中隼磨、田中トゥーリオ、田中達也が入ったことで、日本代表田中軍団化への野望に一歩近づいた気もする(中田が一人いなくなったが)。ちなみに「田中 日本代表」でググるとこのバカ記事が3位くらいに出てきて、世間様に少し申し訳ない気分になる。
●意外だったのはGKの山岸範宏(浦和)、我那覇(川崎)。我那覇は楽しみ。ジーコ・ジャパンの主力組で呼ばれたのは川口ヨシカツとアレックス、坪井、駒野のみで、後ろのポジションに偏っている。とはいえ、追加メンバーも見なければ。
●追加される選手を(ガンバ、千葉、鹿島から)勝手に予想。GKがあと一人必要。これは曽ケ端。DFに加地。MFは阿部は確実、あとは千葉の山岸、鹿島の小笠原、本山?。FWに巻。あとセンターバックが二人くらい必要。少し穴狙いで、鹿島の岩政、ガンバ大阪の山口とか? MFは千葉の羽生もありうる。しかしなー。じゃあ浦和の小野や名古屋の楢崎、玉田、マリノスの松田は選ばれないってことなんだろか。
●ともあれ、スター選手かどうかということを一切考慮しない気持ちのいい選考基準があるってことがわかった。Jのサポーターは「自チームのひいき選手を評価してくれるかどうか」で代表監督への態度を決める傾向があるので、遠からずオシム批判が始まるにちがいない。ていうか、ワタシだってマリノスの田中隼磨を選んでくれて嬉しいんだし。
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●と書いた直後に続報。結局、ガンバ、千葉、鹿島勢はあきらめるということで、追加招集が5名。なんと全員初選出である! DF:栗原勇蔵(マリノス)、MF:山瀬功治(マリノス)、中村直志(名古屋)、鈴木啓太(浦和)、FW:坂田大輔(マリノス)。若い選手が多いけど中村は27歳。とにかく驚かされっぱなし。

August 4, 2006

ポイントカードをお作りします

uso point card「お客さま、ポイントカードをお作りいたしますが、よろしいでしょうか。ただいま新規入会のお客さまに100ポイントをプレゼント中です」
「うーん、でも今、急いでるからいいっす」
「お時間かかりません、すぐにお作りいたします」
「でも、住所とかいろいろ書くのヤなんすよ」
「書類は特に必要ございません。こちらのポイントカードをお渡しするだけです。住所もお伺いいたしませんので」
「そうですかー。あっ、これ入会金とか年会費とかいるんでしょ?」
「必要ございません。すべて無料になっております」
「あー、そうっすか。うーん、しょうがないなあ~」
「当店でお買い物100円ごとに1ポイントがつきます。キャンペーン期間明日までですのでぜひご利用ください」
「あー、はい、じゃあ、お願いします。これポイントがたまったらどうやって使えばいいんですか」
「使えません」

August 3, 2006

しまった、A3チャンピオンズカップの初戦だったのか

やっぱりJリーグ●ワールドカップが終わった後、Jリーグの試合をテレビで見たとき、どう思ったか。あのスピードに欠け、技術的精度が低く、背の小さい男たちが走り、当たりの弱いサッカーを見たときに。「ああ、これが本物のサッカーだ!」。
●オシムがワールドカップ前にオーストラリアとオランダの親善試合を見て言ったじゃないっすか、「ユニフォームを取り替えたら、どっちがどっちかわかりますか?」って。わからんです。で、たとえばガンバ大阪とユベントスがユニフォームを取り替えたら、どっちがどっちかわかるかって問われたら、100%わかるって断言できる。
●先週末、マリノスがようやく勝利。でもその前が大変。今季の開幕戦、スタジアムで見たときは「あれ、なんかひょっとして強いぞ。しかも美しいぞ」って思った。開幕4連勝したとき、岡田マリノスはこれまで勝負強さで勝ってきたけど、今度は本当の実力がついたんじゃないかと確信した。そしたらその後11試合で1勝しかできないという展開が続いて、ホント自分の見る目のなさに呆れたんすよ。でもこの「やってもやっても勝てない」徒労感とか焦燥感、これがリーグ戦を追いかける原動力になってるってのは否定できない。全然歓迎できないヤなことなんだけど。
●あ、A3チャンピオンズカップ第1戦を見逃して残念、って話をしようと思ったら。

August 2, 2006

「ショルティよりバレンボイムだな」

●しょうがない、今週も見ておくか(笑)→阿部寛のTVドラマ「結婚できない男」。今回クラヲタ的には見せ場多くて、まず以前にも出てきたマーラーの交響曲第5番ではじまって、シューベルトの「アヴェ・マリア」と来るわけだが、しかし仕事で激しくてんぱってるときにBGMのCD選びにあれこれ悩んでしまうっていう場面に大ウケ。もうそれあるあるあるある状態。で、音は出てこなかったけどブルックナーのCDをトレイから取り出してボソッと一言、「ショルティよりバレンボイムだな」。好きな指揮者について比較するってのはクラヲタの王道だけど、これが視聴者にどれくらい伝わったのか心配である。でも、ブルックナーでバレンボイムかよ~、ワタシだったらショルティのほうがいいぞっ!(←ノリを合わせてみた)
●ちなみに今回はオーディオ装置もチラッと登場。アンプCDプレーヤースピーカーとONKYOのシリーズでそろえてるっぽい。これもまたいかにもなんだよなー。オーディオにしてもクラシック音楽にしても、これ以上マニアックな描写にしちゃうと一般人には意味不明になるだろうから、このあたりがギリギリのラインか。
●阿部寛の家事をきちんとしないと気が済まない潔癖ぶりも吉。不潔王のクラヲタだったら視聴者ドン引きしちゃうし。

August 1, 2006

すれ違いネットラジオ・ライフ

●以前ほど超夜更かしライフスタイルじゃなくなったので、夏の音楽祭ネットラジオ中継をあんまり聴けてなくて寂しい。ザルツブルク音楽祭の「フィガロの結婚」(アーノンクール)を聴き逃してしまった。いや、録音する方法もあるし、バルトーク・ラジオからアーカイヴを拾うこともできると思うんだけど、近頃そういうのを少しメンドくさく感じるようになった気が……これってヤバいのか。全然遊んだことがないシリーズのゲームに手が出ないのと似てる。ウイイレの操作系はめんどくさそうだからやんない、みたいな。
●本日はバイロイト音楽祭、ティーレマンの「神々の黄昏」を途中から。が、2幕が終わって午前3時台に1時間の休憩に突入、あきらめる。ていうか、これを生で聴こうってのがムリすぎ(笑)。でもなー、録音しちゃうと結局聴かないからなあ、たまる一方になって。
●数日前のニュースだけど備忘録として。EMI、ワーナーミュージックが合併見送りを発表(Yahoo!/オリコン)。
●NHK交響楽団の打楽器奏者、竹島悟史さんが9月26日に初リサイタル(→詳細はこちら)。打楽器以外に作曲、ピアノ、指揮法、クラリネットを学んだという多彩な方で、プログラムは書き下ろし作品が中心。

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