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2026年8月アーカイブ

August 3, 2026

フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2026 ヴァイグレ指揮読響

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●31日はミューザ川崎へ。フェスタサマーミューザでセバスティアン・ヴァイグレ指揮読響。プログラムはベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番(鈴木愛美)とワーグナー(デ・フリーヘル編)の「ニュルンベルクのマイスタージンガー~オーケストラル・トリビュート」。開演前にコンサートマスターの日下紗矢子のトークあり。十八番が並んだ鉄板のプログラム。前半の鈴木愛美は前にもこの曲を弾いていたと思うが、けれんみがなく明快で端正なベートーヴェン。以前に聴いたときよりも落ち着きがあって、自信を深めている様子。オーケストラも歯切れよく、くっきりとした響き。ソリスト・アンコールにシューベルトの「楽興の時」第3番。
●後半のワーグナーはデ・フリーヘル編のオーケストラによるハイライト集といった趣。この編曲を聴くのは初めてだと思う。長大なオペラなのでどうやったって一部しか抽出できないわけだけど、そうは言っても50分強ほどあるので、聴きごたえは十分。「マイスタージンガー」の世界を味わうことができる。というか、前奏曲自体が完璧なハイライトになっているわけだが。第3幕の比重が多め。いちばん楽しい第2幕終場のドタバタ騒ぎが出てこないのが残念だが、入れるとバランスが悪すぎるか。前半から一転して、オーケストラはぐっと奥行きの感じられるサウンドで壮麗。ヴァイグレ得意のワーグナーだけに、すっかり手の内に入っているといった様子で、最後は大いに盛り上げて終わる。客席は大喝采で、ヴァイグレのソロ・カーテンコールに。

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